昨日はレッスンお一人でしたが
今日は3名の方がレッスンにお越しくださいました。
昨日の生徒さんがとても良い変化をされていました
柔らかく歌うと言っても
本当の意味で柔らかく歌えるようになるには
声帯を固く使ってきた人はその声帯が柔らかく柔軟さを取り戻すまで
声帯に無理をさせないようにして
声帯の動きが自然になるまで練習を続ける事が必要です。
かなり久しぶりに聴かせて頂きましたが
身体の力みもかなり減っていて
息の周りもかなり良くなっていて
以前のようにスカッとなる瞬間もなく
音質もキツさが取れて柔らかくなっていました。
アップテンポのエネルギッシュな曲でも
同じく無駄な力みがなく歌えていたので
バランスがかなり良くなってると実感できました。
とても嬉しかったです
継続は力なり
を証明してくださいました
この生徒さんは自分の理想がしっかりあり
つまり価値基準があり
私の指摘した事やお教えしたことが
その理想にプラスになると実感してくれて
継続してくれてのこの変化だと思います。
今日は中学生の生徒さんもきてくれて
彼は元々聴く側ではしっかりと理想があります。
彼の好きなテノール歌手の方は「息がすごく長く続く」と今日も教えてくれました。
それだけではないでしょうが
その憧れの歌手を目指して自分を磨いていて
私の視点でアドバイスすることが
彼の目標に向かっている面と
純粋に知らなかったことをやってみて上手くいった実感があることを
どんどん実行してくれています。
私は彼の反応が当然のことと思って
どの生徒さんにも同じように上手くいくところまで
そしてそれを実感できているかを確認することをしなかった生徒さんは一人もいませんが
自分の価値基準を構築していけない場合は
出来るようになっても
自分がそこを望まない、望むことができない
という状況になることも多く…
そこを私が変えてあげられるならば
変えてあげたいのですが
自分の価値基準は自分で構築していくしかないのでどうしようもなく
それに明確に気づいてしまった今日この頃
レッスンのやり方は更に変わってきているかもしれません
私は本気で歌える人を育てたい！！
だってそれが私には出来ると確信しているから
今日来てくれた私より歳上なお二人にも
真剣に私の思いを伝えました。
可能性がある人には中途半端では終わってほしくない。
もうそんな経験はし過ぎたのでこれ以上はいらないです
全ての音が大切と感じる気持ちや
全ての言葉を伝わるように歌いたいという気持ちは
プロアマ問わず
レベル問わず
音楽を愛する人ならば誰でも持てる感情と思います。
私からお伝えできる価値基準としたらそれだけですかね？
それ以外は自分で取捨選択して
自分の価値基準を構築しないと。
自分の価値基準が明確になった人にだけ
私の教えている内容がめちゃくちゃ臨機応変に何にでも対応出来るということを理解してもらえるかな？と思います
人の言うことがいくら聞けても音楽は無理。
特に歌は絶対無理。
ロボット的に言われたことだけ再現して歌うことは可能でしょうけどね。
この曲はラストがAs。低音。
その低音も同じボリュームで届くのは誰もが目指したいところですよね。
アメブロでは公開できなかったので
YouTubeに
久々のCasta diva
だいぶ上がらず歌えるようになってきました。
最後はハイC以上は封印することにしました。
それよりも豊かな響きを大切に
上の方に可能性と書きましたが
自分で価値基準を構築していける人ならば
誰にでも可能性はあります。
レッスンでお教えしたことは全て自分の価値基準を作っていくためのものであり
言うこと聞いて出来たら終わりではありません。
自分の理想がなくて
自信をつける方法など
あるのでしょうか？
あったら教えてください