今や発声法や

これを練習しなさいということは

あまり言わないです。


まず現状の歌から足りないことが

正常に起こるように

こう思って歌ってみてください。とか

この感覚を良くしていきましょう!とか

よく聴いて今のと同じようにと思って歌ってみましょう!とか

今のは頭のイメージはオッケーですが身体が嫌がってるので身体を楽にしてもう一度やってみましょう!とか。


もちろん基本的な機能上のことは説明しますし


もちろん楽器として自由に表現出来るために必要なこともお伝えします。


あとは全部音を聴いて

感情を聴いて

身体の筋肉の動きも音から聴いて

何が足りてないかをお伝えしています。


そこに否定は存在しません。


だから緊張することも

間違わないようにしなくてはということも

全く必要はなく


逆に失敗をどんどんすることで

本当に楽に歌えている時が明確に感じられるようになるのではないかな?と私は思っています。


多分、音楽に対する強い思いがないと

私のレッスンは意味不明だろうな〜と思います爆笑


私はどこまでも音楽優先。


メロディが美しく流れることや

外国語も出来るだけ自然に聴こえることや

どの音域も無理なく同じ音色で

ボリュームもできるだけ同じで歌えることが

まず出来ないと

音楽優先にはなれないと思っています。


それに耳を相当働かせてないと

伴奏と調和した音も生まれてこないと思います。


得意な音域だけボリュームがあって苦手なところはボリュームが出ないというのでは

作曲家の意図通りには歌えませんし

私自身が自分で自分の歌を聴いて不満で仕方ないと思います。


全ての音を平等に捉えられることができてからの

緩急だったり強弱だと思うのです。


楽譜通りにどの音も誤魔化すことなく歌えて

リズムも無視せず

ただ伸ばしてれば良いだけの音は一音もないと思いますし

全ての音や長さにも全て意味があると思っています。


私の場合、そう感じるのが当たり前と思っていて

だから自分の歌はいつも失敗だらけと思いますし

いつもまだまだ伸び代があるなと思います笑い泣き


私の耳は歌だけでなく話し声でも

色んなことが聴き分けられます。


気持ち悪い耳なので

どれだけ取り繕ってもだいたいはバレると思います。


でも、私はその耳で人が自ら苦しめていく思考にも気づくことが出来ましたし

それによっていかに筋肉の反応が鈍り

声を出しづらくするかにも気づくことができ

歌うことにおいて一番その人の能力が発揮しやすい状態にコーチしていくことが出来るようになりました。


コーチは主役はいつも生徒さん。


生徒さんが自分でできるようになることしか目指しません爆笑



8月までの空き時間ですおねがい