今日はコーラスの練習日でした!!


発声練習の時に響く場所を実感してもらうために

ハミングからスタートとして

ハミングもnって言わなきゃとかちゃんと響かさなきゃとか思わないように

鼻唄のイメージで軽く、力まずに

力んでいる場合は力みの取り方も一つ一つ説明して

力まない感覚を実感してもらってから

母音をつけて発声も

母音も口の形なんて全く決めずにアバウト、フニャフニャになっても良いので

ハミングの時の力の抜けてる感じのまま発声


その後、「ラ」のLでハミングと同じような感覚を掴み力まずに「ラ」で発声。


その時に前列の方に後ろを向いて頂き

前列、後列の片方の方だけ歌って頂いて

その姿勢が全く力みなく、全く無駄な動きがないことをお互いに確認していただきました。

そしてそれでも声が響くことを確認して頂きました。


音がある場所の実感を持ってもらうことで

無駄なものはどんどん無くすことができます。


そして歌うことに必要な体の動きが出来るようになります。


何かを身につけるのではなく

動きを邪魔するものを無くしていけば

高音が出ない人も出るようになりますし

音の繋がりも生まれます。


癖をとるのに長い時間がかかる場合もありますが

何かを身につけても結局はどこかのタイミングでバランスが崩れたり、傷めたりして

また新たなことを身に付ける繰り返しになり

楽器としての自然の機能が落ちているということに気づかない方もおられるようです。


楽器の機能は生まれたまんまが一番柔軟で高かったと思います。


歌が好きな方には是非とも一生歌い続けて頂きたいです。


だからこそ、細かいですが

本当に身体に負担がない歌い方を私自身がいつも探求して

それを生徒さんや合唱団の皆さんに伝えています。


身体に負担がないということは

無駄な力みがないということで

自ずと声もクリアになっていきます。


はじめからクリアできれいな歌を私は目指していません。

皆さんの感覚と体がうまく繋がった時の

自然さと美しさを期待していつも指導をしています。


私が理想とする音楽は計算し尽くされたものではなく

その時その時の輝きを発するものであってほしいと思っています。


と書きながら、自分はそんな風に音楽をしてきた時間はとても少なくて…

ある意味、溜まり溜まった反発なのかもしれません泣


音楽は自由なんだー!!と私の心はずっと叫んでいた気がします。


そんなことが少しずつ生徒さんたちや合唱団の皆さんにも伝えられるようになってきましたニコニコ


今日の練習の録音です。

私のピアノがうるさ過ぎてえーん

おそらく今一人での指導で指揮が出来ない分

リズム感を伝えることに必死になってるんだと思うのですが…それにしてもうるさいあせるあせる

誰か、音の弱め方を教えてくださいびっくりマーク(笑)

ちなみにこのピアノはかなり古めのアップライトです。

少年時代/井上陽水 途中

本番まで練習はあと3回!!

次回からは伴奏者が来てくれます照れ


今日の晩ごはんは餃子🥟でしたハートのバルーン