教室では少人数でできることを色々考えて

行っております。


今日は初めての伴奏合わせ練習会を

行いました。


大学でレッスンを受ける場合

レッスンに行く前にピアノ科の同期と練習室で合わせをしますが

それを生徒さんにも味わってもらいたくて企画しました。


生徒さんたちは初対面のピアニストさんだったので

私がだいぶ口を挟んでしまいましたが


歌うことにおいて

伴奏者と息を合わせるというのはとても大切で

自分の呼吸を伝えるということの大切さを

参加してくれた生徒さんはしっかり実感してくれていたようでした。


ピアニストさんもブランクあると伺っていましたが

とてもよく弾いてくださって

しっかり生徒さんの呼吸も感じて合わせてくれていたと思います。


私自身はピアニストさんの初めての合わせで

かなり出来が変わってしまう人で

それはいくらその後ピアニストさんに変化があろうとも

1回目で違和感を感じる人とは

心の沿った音楽にはならないと感じることを何度も経験しています。


そういう意味でも今日のピアニストさんは

違和感がなかったです。


今日の練習会で私の伝えたいことも沢山伝えられて

こういうことが伝えたかったんだなと

自分の教えたいことの確認にもなりました。


いつもは声のことばかり言ってますが

私は本当は音楽について

解釈とかそんな高度なことではなく

自然科学的な内容??をもっともっと教えたいんだなと思いました。


声のこともそれを伝えるために必要なので言っていることなのですが。


音楽が自由に楽しくなる為の感覚や息の動き

それを今日は沢山伝えられて

私自身もとても楽しい時間でした。



私も何曲か伴奏弾いてもらったのですが

歌っている時はすごく楽しくて幸せだったのですが後で録音聴いて落ち込みました(笑)


ポジションは安定してきている気はしましたが

喉や身体の無駄な力が抜けた分

声量は激減でした(笑)


いかに身体をちゃんと使わずに歌ってきたかがよく分かりました。


でも、ある意味進歩なんだと思います。


今、力が抜けて体幹というのがやっと実感できてきたので

これが安定して

ちゃんと呼吸を使えるように

しっかり開けていけば

多分、また変わっていくんだと思います。


焦らず丁寧に。