情報が溢れているこの時代に
専門職というのはもっとレベルが上がらないと
いけないのではないかな?と思います。
過去に生徒さんとこんなお話をしたことがあります。
「(私が貧血の疑いがある時に)とりあえず検査は受けといて、その検査結果でどうするかは自分で考えたら良い」
とその生徒さんはアドバイス下さいました。
私自身、過去にパニック障害で
心療内科を一度だけ受診したことがあるのですが
その時に
「しんどくなった時になぜしんどくなるか考えでみてください」
と言われて結構ショックを受けました。
それはそれを考えても考えても分からなくて
改善しなくて
悩んだ結果病院に行ってみようと
最終手段的にした選択だったからです。
あとレッスン(受ける側)で
「教えてるんだから自分で発声直せるでしょ。直しなさい。」とも言われました。
ま、私の態度が良くなかったのでしょう
でも、私ならば上記の言葉は何が何でも選択しない言葉です。
それは生徒さんは自分ではどうしようもなくて
頼ってくれていると思っているからです。
自分の知識と経験ではどうしようもないことも
必ずあるとは思います。
私はそのときは自分より経験豊富で知識のある方をご紹介するか
そういう方がいない場合は
私では力不足なので他の教室を探してもらえますか?とお願いします。
そういう考えだから
私は自分で教えられないことがなくなるまで
研究を続けようと思っています。
過去の自分から見ると
今のレベルでもかなりの確率で良い方向には導けるようになりました。
ここ最近は解決出来ないと感じた方はおられません。
歌うこと云々以外のことで
言葉が耳に入らないとかいう意味で
まだ私には教えられないこともあるとは思います。
私はそれが相性かな?と思っています。
と考えると
私は相性合う歌の先生も病院の先生もとても少ないということなのか
いやいや、専門職と名乗っている側が
レベルアップしないと!というお話です(笑)
万能になれという意味ではないんですが
頼られている側が
とりあえず相手の立場に立って考えられるようでないと
みんなやる気無くしますよね。
先生はプロだから出来て当然って思われるのも
先生側が境界線作ってる場合が多いのではないかな?と私は思います。
境界線作るならば作るで
ちゃんと指導力もレベルアップしないといけないですし…
私の場合は歌手として活動せず
プロと思われないように生きてるので
ずるいのかもしれないです
ま、でもそれも自分で逆算してあえてそう生きてるので。
私は自分が偉くなった時点で
心の通い合えるレッスンはできないだろうなと
想像しています。
だってすごい先生と思うだけで
自分が全て間違っているような気がしてくるからです。
だから私は永久に普通の人で居たいです。
ま、普通が何かもわからないですし
自分は普通一般からかけ離れているのもわかってるんですが
またまた長くなりました