今日も3名の生徒さんにレッスンにお越し頂きましたおねがい


お一人目の生徒さんは

とても勉強熱心な生徒さんで

新しいアドバイスも一生懸命やろうと

本当に健気な生徒さんです。


でも、元々気が強い方ではなく

自信もないので考え過ぎて

声が外に出なくなってしまいます。


それで言われていることも

良い結果として現れずに

また新しいアドバイスをもらって

また考えることが増えて

また外に声が出なくなるという現象に陥ります。


私も全く同じことを繰り返してきたので

とにかく彼女の今持てる力をちゃんと発揮できるようにすることをいつもレッスンではお教えしています。


最後に来てくれた生徒さんも

真面目な方で合唱団で言われたことをひたすらちゃんとやってきて

考え過ぎて声が外に出なくなって籠っていたのですが

ここ数回のレッスンでどんどん変わってこられていて今日は一つステージ上がられたな!という感じがしましたウインク


この生徒さんは歌に関してはすごく自信がなかったのですが

気は強いとは言いませんが私よりは強いと思いますと伝えました(笑)


ある程度、気が強く、気の流れが安定している人は一度ハマれば、割とそのままうまく進んでいけますが


気の波が激しい人や気が弱い人は

「この前できてたのに、なぜ出来ないの?」と

先生に問い詰められることも多いと思います。


私は自分が気の波が激しいので

安定しない生徒さんには

安定しない立場からアドバイスしています。


声を聴けば今日は気が乗ってないなとか考え過ぎて気が内向きだなとかすぐにわかります。


こういう気の流れなどについて知るようになったのは

パニック障害を発症してから東洋医学(鍼灸)の先生に色々教えてもらったからです。


気の流れが安定している人が言うことは

気の流れが安定しない人にはできないそうです。


だからレッスンで先生のおっしゃることが出来なくて…という人がこれだけ出てきてしまう訳です。


声楽家として華々しく活躍された方というのは

多くの方が気が安定してるか芯の強い方だと思います。

もちろん元々そうでなくてメンタル面をうまく鍛えていかれている方もおられると思います。


メンタル面を鍛えていかれた方のおっしゃることは参考にはなるでしょうが

元々芯の強い方、気が安定している方のいうことは

弱かったり安定しない方には参考にはならないことの方が多いと思います。


そんな感じで

生徒さんがどんな方なのか?というのもしっかり観察して

レッスンというものは行うべきだと思います。


私は

「ゴミ箱みたいな声」と言われれば

自分の録音を聴いて本気で納得してしまうような

受け身な人間です。


おそらく普通に声楽家として活躍するようなタイプの人ならば

その言葉に発奮して、燃えて

実力アップ出来るのかもしれません。


だから、同じ言葉でも人によって使い方を間違えば

息の根を止めてしまいかねないということです。


私は表舞台で活躍することを強く望んではいなかったので

ゴミ箱みたいな声と言われても

やり過ごせましたけどね。


それでも、昨年リモート演奏等たくさんして

自分の歌をよく聴くようになるまでは

自分の声を認めることが出来ませんでした。


最近は自分の声をもっと生かせるように歌えるようになりたいと思います。


生かすためには

私もまずは声を籠らせないことが当たり前になることなんです。


今日はちょっと籠り気味でしたあせる


籠る原因も過去の色んな歌い方に起因していると

新たな発見もありました。


籠るというのは息が流れないというのが影響していると思います。


それも初心者の時からの意識の仕方、持っていき方で

防げると思いますね。


これも曖昧では出来る人と出来ない人がいるので

ちゃんと細かく説明しようと思います。


今日の練習曲は

Vaga luna〜

Ma rendi〜

Caro nome(少しだけ)

E strano〜(音取りからやり直し)

動画は一番マシな部分です笑い泣き





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