昨日の歯医者での話をもうひとつ。



待合室で待っているときのエースくんは

「ああ…、恐いな…」とか、
「しんのぱいだ…、しんのぱいだ…」とか、
(心配を“しんのぱい”って言うのね・笑)

ぶつぶつ言っていました。


でも私からは
必要以上の共感はしないで

本人が気持ちを落ち着かせようとしているのを
ただ見守ってました。


昔なら
エースくんが「恐い」と言っていたら

どうにかして
怖がらないようにしてあげたいと
思っていました。




でも今は

心の中だけで
〈うんうん、怖くて当然だよね〉
ぐらいの感じで見守っています。


その方が
こちらが必要以上に共感して
「恐いよね」「でも大丈夫だよ」
なんて伝えるより

よっぽど早く本人の覚悟が決まるからです。

よかれと思って
一緒に「恐いね」「心配だね」と
声をかけると、

その思いに拍車をかけてしまうからです。



本人の気持ちを否定しないのはもちろん、

本人の気持ちを引き受けすぎないのも大事。


「怖くないよ」「心配しなくても大丈夫だよ」
なんて声かけはアウト~!





ましてや独り言に
割り込むのもおかしなことですしね。



本人の葛藤を取り上げない。

これもおめめどうで学んだことのひとつです。



おめめどうの
思春期セミナーなどで聞けますよ~♪