今日学校から帰ってきたダイヤくんは

「鬼滅を選んだのは僕だけだった」

と話しました。


何の話かというと
彫刻刀のケースの話です。




先週、
ダイヤくんは彫刻刀の注文書を
持ってかえってきました。


私のときは
クラス全員、一律同じものを
使っていましたが、

ダイヤくんは
4つの会社の
たくさんの種類から選ぶんです。

エースくんの時もそうでしたけど。



カッコいいケース、
かわいいケース、

いろいろあって

その中のひとつに
鬼滅の刃のケースもありました。



ダイヤくんは
あっという間にふたつにまで
候補を絞っていました。

もちろんひとつは鬼滅ケース。


そこから
締め切りギリギリまで悩んで

最終的に鬼滅ケースを選び
今日注文書を持っていったら

まわりには
鬼滅ケースを選んだ子がいなかった…

ということなんです。



鬼滅柄のマスク着けてる子が
何人もいるのに

彫刻刀のケースは選ばないことに

みんな、大人なのね!?

と驚きました。



でも鬼滅ケースを選ばなかった理由は
別のところにあるそうで…。


ダイヤくんが

「みんな親にダメって言われたんだって」
と教えてくれました。


今後ずっと使うものだから
流行りものは止めておきなさいと
言われたんですね。


ダイヤくんは
クラスの子には「勇気あるね」とまで
言われたらしいです。


勇気って(笑)





実は我が家も

父ちゃんがダイヤくんに
鬼滅ケースは選ぶなと言っていました。

理由は
「後で恥ずかしくなるぞ」です。



私は私で

「あとの事を考えて選んだものを
好きになれるとは限らないんだし、

今、楽しいと思えるものを選べばいい」

と伝えました。



情報として

・彫刻刀は長く使うもの

・鬼滅の刃は今流行っているけど 
   この先はどうなるか分からない

を伝えるのはアリですが、

使うのはダイヤくん。

なので
決めるのもダイヤくんですよね。



ダイヤくんは〈今の気持ち〉を優先して
鬼滅ケースを選びました。


そして学校で
鬼滅を選んだのが自分一人だけと
分かりました。



ダイヤくん、失敗したって思ってるかな?
私、余計なアドバイスしちゃったかな?

と母的に少し心配になりました。



でもダイヤくんは
ひとりでも平気らしいです。

案外
自分だけっていうのも楽しんでいそう。





syunさん語録じゃないけれど

今が大事!ってことで♪


彫刻刀のケースぐらいで大袈裟?(笑)