こんにちは。
お休みは本当にあっっっっいう間!!
やりたかったことは半分くらいやりつつあるでしょうか。
でもゆっくりだらだらできて至福の時でした~
あと一週間くらい休みでもいいな。。。
前の職場の荷物は片付きました♡
さて、朝ドラの『虎に翼』
にわかにはまっております…!
日本で初めて女性として弁護士となった人物の一人をモデルとしたお話。
もちろん平日は物理的に朝ドラ観られないので、観る気もなかったのですが、
以前の職場の同僚だった友人が
「主人公がkanakikuさんみたいだよ!本当に面白いから見たほうがいい」
と勧めてくれました
(NHK+で休日とかにまとめて観てます。)
え、私みたいな主人公って…???
と思い見始めたのですが、まったく私みたいじゃありませんでした
(そりゃそうですよね、失礼しました)
でもそんな風に言ってもらえて光栄すぎるくらい、めちゃくちゃ寅子さん、素敵!!
登場人物たちのセリフも素敵!!!
何ですかね、すごく理不尽だったり不平等だったりする中で、登場人物たちがお互いを思いあったり、大事なことを「大事だ!」って主張したりしていく姿に勇気づけられるといいますか。
先日、寅子さんのお父さんが無実の罪で捕まった事件の後、裁判官の松山ケンイチに向って寅子さんが言っていたセリフが面白かったです。
「友人は法律は戦うための剣や盾だといいます。私は、やわらかい毛布のようなそんなものだと思っていました。でも、今は、法律はきれいなお水の湧き出ている場所、といいますか。汚れないよう守るべききれいな水源のような、、、」
正確ではありませんが、上記のようなことを言うのです。
ああ、おもしろいな、と思いました。
色々解釈できそうですが、
法律にはその法律の規定が作られた趣旨というのがあります。
法律を解釈、運用するときには、法を文言通り一字一句解釈するだけでなく、その法の立法趣旨や、法がどのような目的で作られたのかが重視されるのです。
(重視されないと恣意的な運用や本来の法の趣旨から外れたことまでまかり通ったりしておかしなことになる。…のですが、その趣旨をどのように捉えてどこまで踏み込んだ判決を出すのか、というのは裁判官によっても違いが出るところでしょう。昨今の同性婚訴訟で、憲法第24条の「婚姻は両性の合意にのみ」という言葉があるから、婚姻制度は男女を前提としているのであり、同性婚を認めないことは憲法24条にて違反しているとまでは言えない、との判決も可能ですし、いやいや、その主張は文言にとらわれたものであり、家制度ではなく自由に個人(人間と人間)が結婚を決めることができる、という24条の法の趣旨な照らして違憲である、と判断することも可能。法の立法趣旨、目的からいうと後者の方が圧倒的に説得的だと私は思います。)
寅子さんの言葉は、法の趣旨、理想とするところを大事にする(守る)、というのがとても大事で、そこを踏みにじる(汚す)ような運用の仕方をしてはならない、という意味に私には伝わりました。(法自体が悪法な場合もあるので、常にきれいな水とは言えないでしょうけどね)
今の日本社会では、正しいもの、おかしいこと、大事なことを主張すると批判されたり、痛い人のような扱いを受けやすいように思います。
そうした社会に対して、いや、大事なものは大事なんだよ!(でも人間は白も黒もグレーもあっていいんだよ)と優しく、凛と教えてくれるようなドラマだなあ、と思って観ています
ああ、しかし、日中戦争に突入してしまったのでどうなっていくのでしょうか~~
朝鮮人の同窓生・崔さんも気になります~(>_<)