ご訪問くださり、ありがとう存じます。
やれやれ
なんとかきょうも無事終わるみたいです。
なんかね
とても穏やかな心境なの。
なすべきことをなしているんやけど
そやからどないや ということもなく
買いものに出ても
「これを買いたい!」というような
いままでしょっちゅう味わっていた
肌がひりつくようなつよい欲を感じることもなくなって
……実際、いちどきに買う
買いものの量も金額も減ってるしねえ
自分のいまの暮らしぶりに
満足している……といえば格好エエかもしらんけど
……どういうのかナ
「空(くう)」というのがぴったりくるような心境です。
「虚(きょ)」ではないの。
わたくしのなかでは「空」と「虚」は異なるのね。
「虚」は、「うつろ」
なんにもない状態なんやけど
「空」はなんにでもなれるものが
いっぱいに充たされている状態なの。
大気圏外にでたら、その空間は「虚」やけど
大気圏内やと、なにもないようにみえる空間も「空気」で充たされているでしょう。
たとえが適当かどうかは知らんけど
わたくしのなかでは、そんな風に区別しております。
(厳密に言えば、大気圏外でも
電磁波とか電子とか、いろいろあるんでしょうけれどもね)
きょうはね
そんな「空」というような心境で
なにと語るべきものはないんやけど
充たされている感じがずっとしておりました。
ちょっとぽかあんとしているけれど
この感じ、なかなかオツなものです。
しばらく味わっていたいような
よきお暮らしを
※こんな心境を体験すると
般若心経の
「色即是空、空即是色」が
実感できるというか
体感しているというか
体験としてよくわかる感じがいたします。
体験しているだけなので
言葉として説明はでけへんのやけど
ものはみな移ろってゆくから
実体はないというべき、すなわちすべて空であり
実体をもたない空とはすなわちうつろいゆくすべてのもの「色」であり
現実である
「色」も「空」もどちらも表裏一体である
……わたくしの説明が
仏教的にみて妥当かどうかは知らんけど
……ああ、そういうことなのね と
「空」とわたくしが呼ぶ心境を体験しつつ
わたくしは理解しております。
よきお暮らしを