ご訪問くださり、ありがとう存じます。

キレイな鯛のアラが、安価でたっぷりやったの。

つい求めて、まずは[潮汁]を拵えました。

 

 

こんな具合になりました。

 

はじめは、おつゆから と

ひと口ふくむと、言葉にならない嘆声がもれました。

 

日本酒と塩だけで

こんなに美味しいつゆがとれるのね!!

 

鯛の身も、まあ柔らこうて

箸が進んでしまいました。

 

たいへん満足いたしました。


では、作り方をご紹介いたします……

……というわけにはゆかへんの。

 

この本を参考にしたよってにね

 

なので、流れだけをざっくりと

 

鯛のアラは、食べやすい大きさに切って

塩をして、30分ほどおいておきます。

 

そして、霜降りにしたのち水にとって

うろこや血などを取り除くのね。

 

そして、昆布と日本酒を加えた水とともに火にかけて

沸いたら、ことこと炊いて

 

しかるべき時間に、鯛のアタマを引き上げて

またしばらくことこと炊いて、濾します。

 

濾した汁は、鍋にもどして

日本酒と塩で調味して

 

もどしておいた乾燥カット若布と

鯛のアタマを加えて

 

あたたまったら、お椀によそい

生姜の搾り汁をあしらうの。

 

……記してみると、単純にみえる品ですが

実際は、結構手間暇かかっているように感じました。

 

なにより、はじめね

「食べやすい大きさに切る」。

 

これが、わたくしの細腕と

この部屋にある小出刃包丁ではむつかしく

 

まるっきり「刃」が立たないの……

 

歯が立たないときの包丁って

わたくし結構こわがるのよ。

 

力まかせにやったら

刃先がすべって

 

押さえている手にあたって

大けがしないか という懸念が湧くのね。

 

なので、そうそうに諦めて

かなり大きめに切って妥協したの。

 

それでも、包丁をおさめたあとも

足に力が入らないしねえ……

 

やれやれ と思いつつも

新鮮なうちにいただきたいし

 

作業をこなしながら流しを流すと

……鯛って、脂がすごいのよねえ

 

流しも調理用具も魚の臭いがしみついて

食器洗い用のスポンジも魚臭くなっちゃってね

 

スポンジを洗ってから、流しを洗って

それから調理用具を洗う なんてことをしておりました。

 

当分鯛はもうエエわ……

……なんて言いつつ、もう半分残してあるの。

 

またご紹介できれば と

 

 


大阪は

穏やかな朝となりました。


きょうは、お天気ゆっくり下り坂

でも日中はなんとか降らないみたいで


最高気温は三十度℃くらい

風が少し出る とか


ウチで過ごします。

散歩できれば と




よき朝を