ご訪問くださり、ありがとう存じます。

ゆくあてのなかったイカと
常備してある人参をつかって

マヨネーズ焼きを拵えました。

では、作り方をご紹介いたします。
相変わらず、簡単で

ご紹介するほどのものでもないんやけど

【分量】1人分 【所要時間】40分
【材料】
人参 1本(お好きなだけ)
イカ 2分の1杯(お好きなだけ)
マヨネーズ 大さじ1(お好きなだけ)
明太マヨネーズ 大さじ1(お好きなだけ)
【作り方】
1.人参は厚めの輪切りにする。バーミキュラライスミニに大さじ3(分量外)の水を入れてクッキングシートを敷き、輪切りにした人参を入れて極弱火で25分蒸し茹でにする。
2.人参を蒸し茹でにしている間にイカを茹でる。径の小さな鍋(わたくしは径14cmの鍋をつかいました)に水300ccと大さじ1の日本酒と塩少々(どれも分量外)を入れて沸騰させ、沸いたら粗く切ったイカを入れる。もう一度沸いたら火を止めて、イカを鍋から上げる。
3.①と②のイカをボウルに入れ、マヨネーズと明太マヨネーズとに合わせる。耐熱容器にボウルのなかのものを広げ、斜め格子状になるようにマヨネーズを絞り出す(このマヨネーズも分量外です)。温めた魚焼きグリルで5分ほど焼いて焼き色をつける(途中で手前と奥とを返す)。

できあがり。



こんなふうになりました。

甘い人参と塩気のあるイカとマヨネーズの旨味が合わさって、あっという間にいただき切ってしまいました。予想していたより美味しかったワ

【作り方のコツ】
・分量に「お好きなだけ」ばかり書いてごめんなさいませね。わたくし、これはほんとうにありあわせのものを活かしただけなので、なんだかあやふやで確信がもてなかったの。副菜になさるか主菜になさるかで随分異なると存じます。
・バーミキュラという鍋は、野菜を美味しくいただくのに向いているみたいですね。ライスポットやと「極弱火」なんて設定ができるので、焦げつく心配もほとんどなく安心して任せておけます。バーミキュラでない鍋でなさるときは、水加減はもう少し多く、火をなるべく弱くして、茹だっているかどうか確かめながら加熱してみてくださいませな
・バーミキュラで蒸し茹でにしたあとに魚焼きグリルで焼いた人参は、甘くてびっくりいたしました。普通の人参なのに、調理法でこんなに変わるのか と。
・イカは茹で過ぎないようにお気をつけください。茹で過ぎると固くなって旨味が抜けます。
・イカの茹で汁に日本酒と塩を加えたのには深い意味はございません。イカを少しでも美味しく茹でたかっただけなの。
・イカの茹で汁はできればとっておいて、なにかの出汁につかってみてくださいませな。まあ、ムリにとは申しませんが、わたくしはそのことも考えまして茹でるときに日本酒と塩を足しました(白ワインの方がよかったかしらん……)。
・「蒸し茹で」とは、料理研究家の奥薗寿子さんが提唱なさった調理法です。少しの水分で熱を通して旨味を保ち、成分の消失を抑える合理的な調理法と存じ、わたくしは長年 常用しております。この頃は「蒸し炒め」ともいうようですね。

これで、さばいたイカをつかい切りました。
無駄にすることなくて、よかったワ



ときに、わたくし
魚介類をさばくときなどは、とくに

キミはわたくしに食べられるために生まれてきた
さあ、食ってやる 食ってやる

骨の髄まで食ってやる などと
つぶやきながら、包丁をつかっていることがあります。

食ってやる とは
お里が知れますが

まるで、キユーピーハーフの新しいコマーシャルソング
「幸せのサラダ」みたいですね。

あちらの方が
もっと品がよいけれども



いのちをありがたくいただいて
けさをはじめることにいたします。



どうぞ
よき一日を