ご訪問くださり、ありがとう存じます。

きょうは、お出かけ
朝からなんだか気忙しい

そんなとき
わたくしはよくお茶漬けをいただきます。

こないだ拵えた[塩鮭のほぐしたの]をつかって
鮭茶漬けにいたしました。 

では、作り方をご紹介いたします。
なんて勿体つけるほどのものやなくてよ。

なにしろ、お茶漬けやよってにね。

【分量】1人分 【所要時間】10分以下
【材料】
ご飯 1膳
塩鮭のほぐしたの お好きなだけ
塩昆布 お好きなだけ
焼き刻み海苔 お好きなだけ
ぶぶあられ お好きなだけ
お湯 150cc(お好きなだけ)
【作り方】
1.ご飯を温めてお椀によそう。
2.塩昆布をご飯の上に散らす。焼き刻み海苔を散らす。ぶぶあられを散らす。[塩鮭のほぐしたの]を散らす。
3.②の上からお湯を好きなだけ注ぐ(わたくしはご飯がひたひたになるくらいが好き)。蓋をして、2分ほど蒸らして


できあがり。混ぜながらいただきます。

地味に美味しいひと品です。わたくし、こんな手間いらずの料理も好き。手抜き? いえいえ、「手間いらず」でしてよ。

【作り方のコツ】
・この品のために塩昆布や刻み焼き海苔、ぶぶあられを常備していると言うてもいいくらい、わたくしはこのひと品を重宝しております。乗せるものを変えればいろんな味わいに展開できますしね。
・塩昆布の代わりに昆布茶でも美味しいか と存じます。わたくし試したことはございませんが。
・もちろん、市販の鮭のほぐしたの(瓶詰めでありますね)でも美味しくてよ。わたくしもはじめは瓶詰めのを使うておりました。
・拵えなれてくるうちに、蓋をして蒸らすようになりました。蒸らすとご飯がほとび、全体が馴染みますし、それぞれから旨味がしみだすの。たとえ2分でもね。 
・蓋をしたいがために、わたくし季節を待ちかねて雑煮椀を求めました。そう、雑煮を気分よくいただきたいがためだけでなく、もっぱらお茶漬けを美味しくいただきたいがために、わたくし雑煮椀を買うたの。雑煮椀は年末から一月にかけて出回りますよってにね。その年の暮れは、ほんまに待ち遠しかったワ
・木のお椀は、木製やよってに軽くて、熱伝導性にすぐれてないので熱くなりにくく、手でもっても負担になりません。
・塗りのお椀は水気に弱いので、食事が終わったらすぐ洗ってすぐ拭かなければ傷みが早くなります。木製やよってに、食器洗い機はつかえないんやないかしらね。乾燥機は、だめ。狂いが生じます。少し手間がかかりますね。でもね、わたくし好きなの。
・ぶぶあられ(「花あられ」とも呼ぶようですね)は、上方にしか出まわってないのかしらん? 白湯やお茶に入れる小さな丸いあられです。この辺ではスーパーマーケットでも売るようになりました(かつてはお茶屋サンまで買いに出向いておりましたが)。わたくしお茶にはこれを入れないけれど、お茶漬けには欠かせないなんて思うております。香ばしさが加わるのね。そうそう、ぶぶあられがほとびるのがおイヤな場合は、蓋を開けてから加えるときっと美味しくてよ。わたくし試したことはございませんが。
・「お茶漬けなんやからお茶をつかえばイイやん」と? はい、お好み次第です。わたくしはお湯で出します。いろんな具材から味がしみだしますよってにね。お湯で充分美味しく感じられてよ。

【分量】のところ、「お好きなだけ」ばかりでごめんなさいね。日によってまちまちなので、敢えて書きませんでした。体調によっても、その日の活動量によっても、わたくしの中ですらゆれちゃうの。

こういう料理が手持ちにひとつあると、安心感が増しますね。「いざとなればお茶漬けができる」と。存在に支えて貰っている感じです。



では、きょうをはじめます。
よき朝をお迎えになれますことを