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消夏に
寒天を拵えました。
寒天を拵えました。
早速 作り方を、ご紹介いたします。
なんて勿体つけるほどのことでもないけど
【分量】２人分 【所要時間】１０分以下（固める時間、冷やす時間は除く）
【材料】
水 ２００cc
粉寒天 ２グラム
黒蜜 大さじ２（お好きなだけ）
【作り方】
１．水に寒天を溶かす。鍋に入れて固まらないようにかき混ぜながら火にかける。
２．沸騰したら火から下ろし、バットに注ぎ入れてそのまま冷ます。好みで冷蔵庫に入れて冷やす。
３．切り分けてうつわによそい、黒蜜を好きなだけかけて召し上がれ。
なあんてことのないひと品ですが
これが、好き。
喉越しもよく
するっといただけます。
【作り方のコツ】
・寒天はダマにならないようによく溶かしてから火にかけてください。
・冷やさなくても常温で冷めたら固まります。わたくしは涼しくいただきたかったので、冷蔵庫に入れて一時間ほど冷やしました。
・切り分けるときはテーブルナイフやと、バットに傷がつきにくいです。包丁もペティナイフも傷になりますね（体験済です）。
寒天とともに砂糖を溶かし入れて味をつけたり、果物を一緒に冷やし固めたりしても美味しいか と。わたくしはこのなにも味がついてない寒天を、黒蜜だけでいただくのが好きです。滋味というのかしらん？ 味のない味わいが、なんともいえず美味しく感じられるの。
寒天の原料は海藻、主にてんぐさのようですね。お腹によくてカロリーゼロ。積極的にとり入れたい食材です。
終戦の日には、なぜかこれをいただきたくなります。
モノのない時代の都会では、寒天も黒蜜も手に入らなかったでしょうが
こんなシンプルなおやつをいただくと
モノのなかったあの頃が
当時を知らないわたくしにも
近しく感じられる気がして
それもあって
寒天には味をつけたくないのかもしれません。
きょうも、暑うございますね。
どうぞくれぐれもお気をつけて
よき午後になりますことを