アベプラ好きでよく見てるんですけど、久々にちょっと残念な回を見てしまった。

 

これは言葉狩りというか、揚げ足取りでしかないし、大空君ともえちゃん(女性アナウンサー)が謎にヒートアップすればするほど当初の討論テーマからズレていく。残念な回やった。せめてもの救いは、中小企業の社長さんがプレッシャーに屈せずしっかり自分の意見を述べておられたことと、小林議員がしっかりフォローを入れてブレずにいてくれたことかな。

 

もちろん、妊娠出産育児期に働きやすい社会になっていってほしいし、そうなるように協力すべきだとは思うけれど、残念ながら、その分のしわ寄せは必ずどこかに来るわけで、平等なんて世の中ないと思ってる。

 

中小企業社長のTakaさんのおっっしゃってることは間違いない。少ない人材で会社をやりくりするには、「できる確率」を増やすことは大切だし。私は女性だけれど、「女性の方が愛想がよく気配りができ、掃除やお茶出しにも対応できる華やかさもある…だからうちの会社では事務員さんは女性を雇用します。」は理解できる。

 

もちろんもっと深めると男女関係なくその業務ができる人はいるし、事務は女性がいい!だなんてことは思ってない。でも一人しか事務を雇えないような会社で一回雇うと違うと思っても辞めさせるわけにもいかない世の中。「確率」は大事かと。

 

ポイントは「うちの会社では」とおっしゃていること。その考えに賛同できなければ働かないという選ぶ自由がちゃんと用意されていて、雇用前に説明もするとのこと。嘘と理想ばっかり並べて入ってみたら全然違ったという会社より全然いいと思うけどな。


職業差別や性別差別の話ではない。選べる状況を作ることが大切であって全世界皆同じ状況にすることが差別を無くすことではないからね。

 

あとさ、自分が抜けた穴をすぐに誰かが変われる、フォローできる仕事って。つまり誰がやってもそれなりに回る仕事しか自分がしていないってことなんだよな。働き方や考えは人それぞれだけど、休みが取りやすい、休んでも嫌な顔されない仕事ってそういうことだと思う。ファーストフード店みたいにマニュアルがあって皆同じサービスを提供できるようになっているか、飛びぬけたサービスを提供できるが個人の裁量に大きく左右されるかみたいな…

 

あ、でも私は能力低めのポンコツ社員なのでマニュアル完備のそういうポジションで働くので十分。人と違うことすると不安になるから、みんなと一緒が私には合ってる。用意された箱の中で出来るだけ大きく手を広げて自分色を出す。それで十分www