『連続企業爆破テロ 40年目の真実 ~極秘資料が明かす警察と爆弾犯の攻防260日~』 | 金井勇太オフィシャルブログ by Ameba

『連続企業爆破テロ 40年目の真実 ~極秘資料が明かす警察と爆弾犯の攻防260日~』

4月の下旬に大本営八俵さんのライブで大笑い。
数日後にサンキュータツオさんの「ヘンな論文」を購入、米粒写経の奥深さに感動していたところへこの作品の話を頂き、新左翼の勉強へ突入しました。
文字通り、右から左への一カ月だったと自負しておりますw

さて今回、分量で言うと半分くらいのテイクでテストが無く、雑談していてもいつの間にかカメラが回っていたりと特殊な撮影方法で非常に刺激的でした。
「うわ!これ自然だな!」という場面は、もしかしたらブツブツ練習していたところを撮られていただけかもしれません。

現在も東京拘置所に収監されている確定死刑囚の大道寺将司氏を演じました。
以外と知られていないこの一連の事件。
被害に遭われた方々の心に寄り添いつつ、社会に献上する思いです。
以下内容です。是非ご覧下さい。

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月22日㈮ 21:00~22:52

フジテレビ  金曜プレミアム

『連続企業爆破テロ 40年目の真実
~極秘資料が明かす警察と爆弾犯の攻防260日~』 

犯人逮捕から40年、極秘資料と関係者の証言からその真実に迫るドキュメンタリードラマ! 

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2015/150508-145.html

2015年5月22日(金)21時~22時52分   


 約40年前に日本中を恐怖に包みこんだ凶悪なテロ。

11の企業に次々と時限爆弾を仕掛け、425名もの死傷者を出した連続企業爆破テロ事件を、ドキュメンタリードラマとして詳細に再現、5月22日(金)21時よりフジテレビで放送することが決定した。


今、世界中でイスラム過激派の思想に共鳴するように次々と起きているテロ事件。
日本にとっても決して対岸の火事ではない。日本人が巻き込まれ、日本人犠牲者が出るテロ事件も相次いでいる。

しかし、日本がテロの危険にさらされるのは、これが初めてではない。
約40年前にも日本中がテロの恐怖に震撼した時代があった。

1974年8月30日に起きた三菱重工丸の内本社爆破事件。死者8名、負傷者385名という日本の犯罪史上、未曾有の爆弾テロだ。
付近のビルは窓ガラスが全て壊れ、割れたガラスは凶器となって路上の人々に降り注いだ。
 事件を起こしたのは「東アジア反日武装戦線」と名乗る過激派組織。
彼らは、この事件を皮切りに三井物産、帝人など次々と企業ビルの爆破を企てる。
日本が経済的にアジアを侵略しているとして、企業をターゲットに無差別爆弾テロを繰り返したのだ。日本全土がパニックに陥る中、敢然と立ち向かった男たちがいた。

 この番組では、警察の極秘資料を新たに入手。この極秘資料と関係者の証言から、事件の全容を忠実に再現。再現ドラマに当時のニュース映像、関係者インタビューを交え、連続企業爆破テロの真実に迫る。


刑事たちによる執念の捜査
 事件後に警視総監に就任した土田國保は、事件解決に並々ならぬ決意があった。

実は3年前に過激派に自宅を爆破され最愛の妻を失っていたのだ。「爆破事件は必ず解決する」。

“命の尊さ”を誰よりも深く知る土田だからこその執念の指揮。そしてその指揮に応える捜査員たち。
 表の捜査本部とは別に、極秘の「裏本部」を立ち上げ、一大ローラー作戦を敢行。

過去の爆破事件を洗い直し、入手した過激派に関する資料から容疑者を絞り込む。浮かび上がった人物の住居近くにアパートを借り24時間の監視、出かける際は相手にばれないよう、数人で代わる代わる尾行し、相手の人間関係を調べ上げる。
手間暇のかかる地道な内偵捜査を続けるが、そんな最中にも、警察をあざ笑うかのように新たな爆破事件が。
 そして、遂に見つけた動かぬ物証。警察は証拠を固め犯行グループの全容を解明、一気に犯行グループの逮捕に向かうが…。


世間の目を欺き続けた犯行グループ
 次々と企業ビルを爆破した過激派組織「東アジア反日武装戦線」。

彼らは“狼”、“大地の牙”、“さそり”と三つのグループに分かれ犯行を重ねた。
 戦前の日本を悪と断定し、戦後も日帝がアジアを経済的に侵略していると断罪。その一翼を担う日本の企業を憎み、そこで働く労働者もその罪に加担していると考え、企業ビルを爆破したのだ。


三菱重工ビルを爆破したのは“狼”。しかし、当初は彼らもここまで大きな被害が出るとは考えていなかった。

被害の大きさに戸惑いながらも、警察に悟られないよう“狼”は普段通りの生活を心がける。普通の会社員を装う者、カモフラージュのため宗教に入信している者もいる。アパートの地下に作った隠し部屋で爆弾を製造、その音を隠すためにカセットでお経の声を流し続けて…。
 いざというときのために青酸カリ入りのカプセルを常備していた“狼”だが、警察の捜査は着実に彼らの周囲に迫っていた。そして…
事件解明に挑んだ9人の記者たち
「事件の真相を暴くぞ!」とペンを握った9人の記者たち、産経新聞社会部は福井キャップ(野村宏伸)の指揮のもと、9カ月にもわたる地道な取材を続ける。


警察が押収した膨大な証拠物の鑑識作業にべったり密着し、他社に先駆けて爆弾の正体を報道。

さらには、爆弾の製造方法を記した過激派の雑誌を入手するなど、次々とスクープを連発する。
「絶対に犯人が許せない!」という思いを胸に、ペンを武器に戦いを挑んだ男たちは、ときには警察に捜査妨害だとストップをかけられながらも、地をはうような取材を続ける。そしてついに警察内部ですらごく一部の関係者しか知らない極秘情報を入手。
新聞報道史上に残る大スクープをものにする。
 真実を突き止めようと全身全霊を傾けた記者たちの、伝説の取材劇がよみがえる。


決して許されてはならない卑劣なテロ。しかし、世界中でテロの連鎖はとどまることを知らず、日本人犠牲者も相次いでいる。そんな現代だからこそ、約40年前に起こった連続テロ事件を改めて検証することに、意味があるはず。金曜プレミアム『連続企業爆破テロ 40年目の真実 ~極秘資料が明かす警察と爆弾犯の攻防260日~』に、ご期待いただきたい。 
爆弾を製造する“狼”

チーフプロデューサー・岡田宏記(フジテレビ報道局)コメント


「この企画は昨年提案していたのですが、40年前の事件ということで記憶している人がほとんどおらず、暗礁に乗り上げていました。
それが今年に入ってからの海外のテロ事件の続発と邦人にも犠牲者が出たことで、改めて日本にもテロが吹き荒れていた時代があったのだと気づいてもらえ、GOになったものです。
大勢の公安の刑事さんたちに接触しましたが、“カンバコ(棺桶)に入るまでしゃべるな”という言葉が浸透している守秘の世界。
入り込むのにいろいろ苦労しましたが、少しずつ胸襟を開いてもらえました。捜査の機微にかかわる話など今まで知らないエピソードの連続で、驚きでした。その驚きが少しでも表現でき、当時を知らない世代の人たちにも伝わるといいなと思っています」


金曜プレミアム


『連続企業爆破テロ 40年目の真実 ~極秘資料が明かす警察と爆弾犯の攻防260日~』


放送日時


2015年5月22日(金)21時~22時52分

チーフプロデューサー            岡田宏記


プロデューサー・監督     近澤駿


ディレクター             小林剛浩


脚本                          田代裕


制作                            フジテレビ報道番組部