5月19日、
雨上がりの新緑の光る山道を抜け、私は山形県長井市へ向かっていた...。
山形県長井市の蔵元と言えばそう、” 磐城壽 ”で私を日々虜にしている鈴木酒造店長井蔵がある地である。
先月19日に、蔵の代表銘柄の一つでもある” 甦る ”の幻の酒米「さわのはな」の田植えへお邪魔させて頂いた。
さわのはなは今では幻の米と言われているが、昭和30年代に山形県尾花沢地区で誕生したお米である。
コシヒカリやササニシキと同じ「亀の尾」を先祖に持つさわのはなの特徴は、最近の流行りのほどもちもち感は少ないが程よい粘りと風味があり、冷めてもしっかりとした味わいが落ちない米である。
福幸ファームの田んぼ
東日本大震災で被災した人達、避難者たちの想いの込められた米であり、避難者達の想いで醸された魂の酒である。
故郷が違えど、
ここ長井の大地で、
土で、また生きようと胸に決めた「 決意の酒 」ではないだろうか_。
夕方、長井駅から歩いてすぐの中央会館へ_。
中央会館入り口
素晴らしい、ただただ素晴らしいラインナップに震えが止まらなかった。
夢のラインナップ
試験醸造酒
なんと、蔵元大介氏から乾杯の挨拶をとお願いされてしまったのだ!!!
光栄過ぎる突然のお話しにただただ緊張だけが走り頭の中が真っ白になってしまった(汗)
とても想い入れがある酒の、しかも蔵元からのお願いに身の引き締まる想いであった。
そして、会の幕が開いたのである。
美しい平盃
料理は地物の山菜やお餅など、たくさんの彩られた品数に皆酒が進んでいた。本当に磐城壽を愛し、鈴木酒造店長井蔵に想いのある方達がここに集い、盃を交わす。
2月の6号酵母サミットはなれの際に、大変お世話になった大介さんの弟の荘司さんにはとても可愛がって頂き、兄貴の様な存在であり、そんな方と地元でしかも造りの軸である方と酒を酌み交わすことは、私にとって生涯忘れる事の出来ない夜になった。
男が男に惚れるかっこよ過ぎる兄弟
私は、この兄弟が” 磐城壽 ”を造り続ける限り、一生この酒を飲み続けて行きたい_。
” 甦る ” _。














