2024年4月14日

 

日進市防災ハムクラブでは、定期非常通信訓練を実施

今回から、位置情報に関して、UTMグリッド座標(MGRS)に統一して通信を行った。

訓練前のミーティングで、UTM座標の交信について参加者全員で確認した。

日進市のにぎわい交流館の会議室を予約していただいた。会長の住澤さん(JR2UAS局)に感謝。

地形図にUTMグリッドを入れた地図をメインで使用するが、防災マップ、道路地図、GISとその他の手段の活用もおこなう。複数の選択肢を持っておきたいと考えている。

今後の合同訓練での活用を想定して、ウェブ会議も使用できるように機材を準備して頂いた。

今回は、UTMグリッド座標を移動局から報告してもらうに留めたが、今後は本部基地局から移動局に対して、座標で移動要請を出して物資輸送や、通信設備の構築、救護要請などに対応できる訓練を実施する予定。

また、スマホだけでなく、GPS専用端末の使用訓練、UTMグリッド地図の作成方法も訓練していきたいと考えている。

 

その後、基地局の設置

 

 

今回は、人員不足により、特小中継局の運用は中止。

写真左が、DCR基地局アンテナ、右がアマチュア無線基地局アンテナ

 

 

今回の訓練から、基地局要員は3名とした。以前は、1名~2名であったが、より正確な情報を収集して支援活動する為には最低3名は必要と考えた。

役割分担 無線員1名、記録員2名(記録員は、地図係と記録票係)

 

 

UTMグリッド入りの地形図を用いているが、道路地図も必要。

特に、道路情報の把握、輸送経路の指示を出すときには道路地図が使いやすい。

 

 

今回の結果。以前は、文字情報と建物目印で交信していたが、UTMグリッドを使用する事で、正確な位置を把握できた。位置情報に番号が振ってあり、記録票と照らし合わせて支援活動に活かしていく。

 

 

訓練後は、近くの中華で昼食反省会。

私とJH2NMH局は、午後からJARLの会議の為早めに退散

 

 

 

静岡、小牧と遠方から訓練に参加して頂いている局です。

本当にいつも参加して頂いて感謝しています。

写真右の布目さんには、今回の訓練用地図作成を一手に引き受けて頂きました。

 

 

次回訓練に向けて、課題を見つける事ができたので、取組たいと考えている。

また、今年度は合同訓練を積極的に進めていきたいと考えているので、日進市防災ハムクラブ員の練度向上をさらに進めていきたいと考えている。