大人の階段昇った話です
先日ね、長男の体育祭があって
いつものようにゼッケン付けを
頼まれたんです
長男は高校3年生なので
ゼッケンを付けるのも今年で最後。
ゼッケンを付け始めた小学校からの
12年間を思い出して、
母はセンチメンタルな気持ちに
なっていました
人一倍小さな身体でも、
いつも手を抜かずに頑張ってた
息子の姿
小学校の頃、徒競走で1番に
なれなくて悔しそうだったな
とか、
騎馬戦で、誰よりも必死に
戦ってたな
とか、
中学に入ってからは
人の嫌がる仕事も率先してやって
陰で走りまわってたな
とかとか
最後のゼッケンを愛おしむように
一針一針丁寧に縫いました。
体操服にも
「今まで一緒に頑張ってくれて
ありがとうね」
って感謝しながら縫ってたら
いろんな想いが押し寄せて
涙がポロポロ出てきました
右手に針、左手に体操服を
持っていて、ティッシュを
取りに行くのも面倒だったので、
失礼と思いながらも
体操服で涙を拭きました
・
・
・
その瞬間、現実に戻りました
ん???
なんだこのにおい
どっかで嗅いだことがある
・・・
まさか、まさかのおじさん臭
む、む、むすこから
おじさん臭
もう、いろんな意味で涙
可愛かったあの頃が
小さかったあの頃が
・・・遠い昔なんだと
思い知らされました~
でもね、どんなにおじさん臭が
しても、やっぱり息子は
可愛い
そう、母は新たなステップを
昇りました
おじさん臭のする息子よ!
母は、君にひげが生えたって
君がハゲたって、
いつまでも君が大好きだぁ
親バカのお話を