
毎週金曜日19時半から神奈川朝高にて練習しています。経験者はもちろん、未経験者も大歓迎!ウリハッキョで会いましょう!
第13回在日コリアンラグビーフェスティバルin三重
近年に渡り熱闘と友情を繰り広げてきた両クラブがこの日、残暑厳しい三重の地で再び相まみえた。
神奈川闘球団凱旋クラブ対愛知闘球団KOREAクラブ。
今の神奈川闘球団があるのは愛知闘球団がいるからだとメンバー達は自覚している。
そんな愛知に恩返しする道はただ一つ、勝つこと。
並々ならぬ想いと覚悟を胸に鈴鹿スポーツガーデンに凱旋クラブメンバーが集結した。

会場に到着するやいなや実行委員達を中心に準備に励んでいる。
前日入りした者も早朝入りした者も、フェスティバルへの楽しみと試合への緊張感から何かぎこちない。
ロッカールームではテーピングを巻いたり音楽を聞いたり、本を読んだりショートホープを吸ったり、各々が自分なりの方法で気持ちを高ぶらせている。
鳴り響く仕事のアポイントもトランプ関税を理由に突き返す。


10時、全体アップ開始。
いやがおうにも緊張感が増す。
『スタッフ手伝うよ!』
『氷いるけ?』
『ぶっ〇してやるからな。』
LINEグループには仲間からのメッセージが止まらない。
10時40分、ミーティング。
サインプレー、そしてこの試合が持つ意義を再度確認して意思統一。
神聖なジャージに袖を通し、あとはホイッスルを待つだけ。
選手、リザーブ、スタッフ、応援団、来れなかったメンバー達…みんなの気持ちが繋がった。
『ピッ、ピピーッ!』ノーサイド。
凱旋クラブ22対19KOREAクラブ、まさに激闘だった。
思い返せばチームが再び歩み始めた時も、挫折を味わった時も、平凡な日常も、いつも近くには愛知闘球団がいた。
そしてこの日、勝利と言う結果によってその恩に報いる事が出来た。


試合後のアフターマッチファンクション、広場に集まる両チームに勝者も敗者もない。
お互いを称え合い認め合い尊重して、笑い合い抱き合い敬意を表する。
両チームのキャプテンの話を涙無しでは聞く事が出来なかったメンバー達の瞳は子どものように無邪気だった。
ふと空を見上げた。
そこには楕円球の形をした白い雲が広がっていた。
この日、両チームの絆は更に強いものとなり三重の空を彩っているように思えた。



その後はオールアウト&在日レジェンド対愛知闘球団Over40の試合に参加したり、千里馬対愛知教員クラブや学生達の試合を観覧したり、気の向くままに時間を楽しんだ。
各自手配した宿舎にチェックインしたメンバー達はパーティー会場である四日市朝鮮学校に再度集合。


まずはアルコール度数低めのアサヒクリスタルドライで乾杯するも酔い方にさほど変わりはない。
舞台上では多種多様な企画が用意されている。
アッスヒョンニムの変わらない笑顔がフェスティバルの到来を感じさせる。
愛知闘球団ガンソンキャプテンも乱入。
さっきまで走り合いぶつかり合い敵として闘った仲間と、笛が鳴れば兄弟のように乾杯するこの瞬間がたまらない。
凱旋クラブピョンドッキャプテンも舞台上でご挨拶。


日本各地どこへ行っても中心部から程近い駅すぐそばの場所に学校を建て、歴史を創り上げてきた諸先輩方への尊敬の念が湧き上がってくる。

クラブ、年齢、地域を超えてワンチームになったパーティーは全員の大合唱で幕を閉じた。


二次会は四日市の繁華街に繰り出す。
誰が言ったか誰が知ったか何故か皆が同じ店に集まる。
その笑い声と取り留めのない挨拶は中部地方にもこだまする石破やめるなコールを瞬く間に包みこんだ。
『今日は伊勢志摩でサミットでもあったかしら。』
個人行動が増える夏は今回のフェスティバルでも証明された。
後日凱旋クラブには、バーにカラオケ、立ち食いラーメンにパパ活と、一人で街を彷徨う男達の目撃情報が多数寄せられた。
まさに四日市はラガーマンファーストの街だった。
ぐっすり眠ったアラサーアラフォー世代を横目にアラフィフ世代のジジイの朝は早い。
仕込みでまさかの夜行バスで直帰した者もいれば子どもの応援で始発で帰った者もいる。ぶらり途中下車の旅で普通電車で帰った者もいれば盗んだバイクで東名高速をかっ飛ばした者もいる。
角ハイボールの濃いめロング缶を持ち寄り寝起きの7時に部屋に突撃してきた者もいる。
それぞれが三重での想い出と足跡を胸に神奈川へと戻っていった。
今年の大きな目標であり大切な節目であった愛知闘球団との対戦。
我々はその場に立てた事を誇りに思います。
各地のラガーマン達と夢を語り合い、ウリハッキョと日本の学生達の姿に未来を描き、前を向いて日々奮闘する三重の方々と出会えた事を本当に嬉しく思います。
数日後、凱旋クラブのLINEグループには神奈川県秋季選手権大会のスケジュールが発表されました。
次の闘いは既に始まってます。
私達はこれからも感謝を忘れずに、課せられた使命を果たすべく前進していきます。
最後になりましたが第13回在日コリアンラグビーフェスティバルin三重の実行委員会と各学校関係者、愛知闘球団KOREAクラブとレフリー及びスタッフ、三重朝鮮初中級学校はじめ三重と愛知の同胞達や裏方様はじめ全ての方々に心より感謝申し上げます!
ありがとうございました!






























