この間、回覧板で避難所運営訓練が本日、近くの小学校で行うと
お知らせがきていた。
実は、ここに住んでからまだ防災訓練に参加していなかった。
ここ最近、また地震が勃発しているので、やはり参加しておくべきだと
思い、迷わず参加することにした。
10時から開始なので、少し早めに出て行き、体育館の前で待つ。
時間になると、仕切っている方が挨拶、そして市長も挨拶。
食糧班、救護班と班に分かれていて、その方達が先に入り、その後に一般参加の人達が登録者カードを記載して入る。
もちろん私は、一般参加。
一般参加の人も班に分け、班ごとに動く。
体育館の中は、各ブースに分かれていて、そのブースを回りながら説明を聞いた。
うちの町内会の方が何名か参加していたので、声を掛けた。


一番最初は、伝言ダイヤルの仕方。
実際の電話を使いながらやり方を教えてくれた。
これは、きちんと知っておくとパニックにならないですむと思う。

次は、人工呼吸とAEDの使い方。
これは、一回自分で体験しているので、復習のつもりで聞いた。
これは、体験しないと解らないが、けっこう力と体力がいる。
年配層の方がやるのは、けっこうきついかもしれない。


次は、防災倉庫の確認。
簡易トイレが入ってる倉庫は、ぼろいのと積み方や保存の仕方に
問題あり、町内会のオバサンとあれじゃ駄目だと話した。
また、毛布などは数が絶対的に少なすぎる。

次は、校庭で消火器の使い方。
実は、恥ずかしながら使ったことがなかった。
今回、初めて体験した。
実際は、噴射は止まらず粉、果たして冷静に撒けるかというとちと
不安ではある。

次は、プールの水をろ過して飲み水にする機械の使い方。
機械の調子が悪く×だった。
でも、こういう機械があるんだと思い、少し安心した。

次は、煙体験。
体験するのは、食品添加物の白煙。
実際は、黒煙なので有害だ。
口を布で覆い、壁つたいにまずは普通の姿勢で歩き、次に少しかがんで
歩く。煙は上にいくので、かがむと歩く方向が見やすく、壁つたいにいくと
進む方向を見失わない。
白煙は、バニラの香りだが、けっこうキツイ。
しかし、実際は黒煙で息苦しいのと目も痛くなるからもっとキツイだろうと
思う。

最後に券を渡して、食糧班からアルファ米の炊き込みご飯を貰う。
初めて、アルファ米を食べたが、意外にいける。
今のは、美味しくなってるから凄いよね。

解散してから、体育館に貼ってある地震関連の資料を読んだ。
津波のハザードマップや標高が書いてあるマップを凝視した。
マップでは、一応津波は来ないと示してあるが、この間リアルに聞いた
地元の話とリンクしなく、なんとなく納得がいかない。
ここの避難所もほんとに大丈夫なのか・・・・。
災害は、想定外の事が起きる。このマップが想定外を超える津波を本気で
考えているのろうか。

地震に妙に敏感になり恐怖症になっている自分。
自分の30~50年後の老後、年金を貰えるとかの問題より、
地震を乗り越え幸せに暮らしてるか、地震で全てを失い死ぬのか、そんな選択を考えてしまう。
だから、小さい事でも後回しにしないで、やっていきたい。
遣り残しがないように後悔のないようにしていきたい。

なんか訓練を終えて、そんな風に思った。
ある意味、備えておけば役に立つときは、くる。
そして、体験してれば、冷静に行うことは出来る。
『事前準備をしっかりと!していれば、最悪のケースは防ぐことは出来る。』
以前の職場の尊敬してる上司の言葉を思い出した。
この言葉は、日頃の生活の中で常に肝に銘じて実行している。
なぜ、て旦那は仕事上、いないから何か起きたら一人で何とかしなくちゃ
ならないから。