長男が二十歳になったよ・・・ | kanagawakomatiのブログ~統合失調症を越えて~ 人生万事柳に風

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私の二十代のモテ期をぶっ潰した、統合失調症について、回顧録がてらお伝えします。
人生の半分以上(約20年)の投薬の間に経験した、薬との付き合い方、経験談等々綴っています!

 

でも、顔も見れず、lineなどもなかった。私的には「なんでなの?」ってかんじ・・・長女に続いて長男も・・・

どいつもこいつも・・・

今の子って、みんな薄情なのかしらね?

たぶん・・・経済的に私が裕福だったなら、みんな今も私の周りにいたんだろうな・・・

親の経済力に頼れたら当てにしたいのはだれでも一緒。

 

外部の圧力(区役所福祉課から自立を半ば強制にせざるを得なかった)も手伝って

「自分は悪くない・・・」って、言い訳になったのだ。

 

離れてしまえば・・・子供なんて自由を満喫して

自分の稼ぎを全部ぜーんぶ自分に使って・・・そりゃあ楽しいさ。

 

わたしは、やれてなかったけどね・・・

 

 

思えば、私と母は共依存だった。それは、私と子供たちの関係を経てからじゃないと気が付かなかったんだ・・・

 

私の母は専業主婦で私も幼心に「将来は幸せな結婚をして家庭を守る母みたいな専業主婦になるんだ(o^―^o)」なぁ~~~んて思っていた。

 

学生時代の私は親が自慢する為に必要な自分=優等生

そうじゃなければ価値がない・・・そう思っていた。

だから、21歳の時の挫折(統合失調症という病)はそれはもう相当なもので、

軽く3年は引きこもっていた。

一度回復して結婚のチャンスが目の前まできたが、逆にそれが引き金となって再発して、実家に逆もどり・・・

気持ち的には更に惨めに・・・(´;ω;`)

 

だからこそ、普通では受け入れがたいシングルマザーになってでも授かった我が子を手放したくはなかったんだ・・・

 

長女の子育ては母もサポートしてくれた。

でも、母は元来雑な性格で気まぐれなので内心反発や不満もあって・・・

新たな出会いで長男の父親になる人(後の元夫)の参入にめちゃくちゃ反対されたっけ・・・

「あいつは知恵遅れだよ!だめだ」

何度言われたか・・・

当時は「母が腹いせにでたらめを言っているんだ」と思い、私も元夫の知的障害に気付く事ができなかった。それは、普通ではあまり分からない。天然だねぇ。って言われる程度のものだったから・・・

 

 

まさか・・・それが一生働かないパスポートになってしまうなんて・・・

 

いかん・・・脱線してもうた・・・

 

 

 

この十年、子供たちと生きていく!のが私のテーマだった。

 

だから、働かない夫は捨てて、

子供たちと生きていこうと決めた。

だからこそ、私は「はたらくこと」をあきらめなかった。

父親がいない代わりに、働く私の背中を見せることで

世の中の厳しさを、働かないと生きてはいけないんだ。というメッセージを

伝え続けてきた・・・

 

女として生きる

よりも、

親として生きる

ほうが自分には性に合っていた。

 

孤独は嫌だ

 

だけど、子供たちと生きていければ・・・

さみしくはない

 

 

はずだったのに・・・

 

4年前、長女は家を出た。

 

そして今また、長男も・・・

 

 

十年前に予測できなかった・・・

私の誤算・・・(´;ω;`)

 

こんなことなら・・・みんな中卒でほっぽりだせばよかったよ・・・

 

居なくなってしまうならば・・・全力で育てなくてよかったのでは・・・?

私は昨年の秋からずっと、こんな後ろ向きな考えでもやもやしていたのだった・・・

 

 

 

わたしの「卒業」でもあった?

 

私の母との共依存関係が当たり前のことと思っていた私は、

しばらくの間、長女や長男から「捨てられた」感じがしていた。

 

私が働かない元夫を「捨てた」ように、私も子供たちから捨てられた・・・

 

もういらない

私の自己肯定感はメタメタになってしまった・・・

 

 

 

トラウマ級の人間不信・・・

 

 

 

ゆっくりと毎日を整えていって・・・

 

去年は一緒に障害認定検査に行っていた長男の誕生日・・・

連絡は何もなかった。

 

次女がSNSから楽しく誕生日を過ごせているらしいことを確認

私にも教えてくれた。

 

そっかぁ

もう、親は無くとも子は育つ

 

私の役目はおわったんだなぁ・・・

 

 

こっそり歌のプレゼント

(単なる自己満ですハイ・・・)

 

 

 

私も

前を向いて踏み出さねば・・・

 

 

 

って、思った。

第二子の成人の日を迎えた孤独な母親の備忘録的走り書き・・・