私の経験上の話をします。

三十代半ばの時に、ある外資系の自然派が売りのコスメショップで販売の仕事をしました。

とてもオシャレな場所で、そのブランドもドレスコードがあって、
英語のギャルソンをイメージした私服を着ていきます。
黒い服に白い腰巻きエプロン
当時は、めちゃめちゃオシャレな職場でした。

その上司は、英語が堪能で、お客さんにも外国人が多かったので、とても活躍していました。
ですが、いつまでも契約社員でした。社員試験に合格しないと社員にはなれないシステムでした。

彼女は、最初は、私に自己紹介した後、自分の携帯のメールアドレスを教えてきました。
なので、私も自分のメールアドレスを教えました。
私は、最初は、彼女にそれほどメールはしませんでした。
自分事では困らなかったのだけど、ちょっとトラブルが起きて、私は、初めて彼女に相談のメールをしました。
始めは快くメールのやり取りが続きました。
私は、彼女をリスペクトするようになりました。

その時、突然、彼女の豹変が始まったのです。
メールをしたら、彼女は「私は今日は休みだからメールは送って来ないで!」と厳しめの表現で、少し怖かった記憶があります。
彼女は、どんどん私に対しての要求がエスカレートしていき、
ついに事件は起こりました。
60分のお昼休憩の前に店で公開説教を3~40分したあと、彼女は私に言いました。
「休憩時間に、自分の至らないところをまとめて!休憩後に聞くから!」
と言われました。私は、泣きながら彼女のお説教を聞き、彼女は私にお説教しながらも、
「ほっぺたに手をあてると精神が落ち着くからね」
と謎のアドバイスをしました。

なにせ、当時は右肩上がりのイケイケ状態だった業界でしたが、
女性ばかりの職場で、年齢層も若めの為に、
実力至上主義!~その光と闇が、出てしまった感じでした。

その事件がきっかけで、私はメンタルの調子を崩して、結局お店に立てなくなってしまいました。
店長には、詳しく話すことも無く、自己都合退職しました。
後日談ですが、
結局彼女は、社員にはなれずに、他のハイレベルなスタッフと大喧嘩して二人とも辞めてしまったようでした。
最後まで残ったのは、対して才能をアピールしなかった大人しめのスタッフさんでした。

そのブランドに未練があった私は、
その後も何度か系列店の面接を受けたのですが、
最終的な採用は、そこの店長の許可が降りずにいつも不採用でした。


キラキラした職場
やりがいのある仕事
私のアイデンティティ

注意しないと、足元をすくわれちゃいます。

最初、優しくても、突然豹変してマウントを取り出したり、
高圧的な態度の上司がいる職場にはご注意を!

上手にあしらって、自分のストレスにならないのであれば大丈夫ですが、
上司の態度が気になって、考えたらお腹痛い…
となってしまうならば、
そこは、あなたのホントの居場所?

と、自分に問いかけて見てください。