きのう、横浜市港北区のごみ集積場で生まれて間もない男の赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、遺体は少なくとも死後1か月以上が経過していることがわかりました。

この事件は、きのう午前10時前、横浜市港北区の北綱島ポンプ場の敷地にあるごみ集積場で袋の中から生後間もない男の赤ちゃんの遺体が見つかったものです。

警察によりますと、司法解剖の結果、遺体は10か月未満の早産で産まれた赤ちゃんだったということです。ただ、死因や死産だったかどうかは分かっていません。

また、ごみ集積場に遺体の入った袋が4月中旬から置かれていたことから、少なくとも死後1か月以上が経過しているということです。

このごみ集積場には港北区内の鶴見川やその支流に不法投棄されたごみが集められていて、現場の状況などから直接持ち込まれたものではなく、ごみとして集められたものの中に遺体が紛れ込んでいた可能性が高いということです。

警察は死体遺棄事件として捜査しています。