司法書士の山口です。
クレジットカードの返済。
「毎月返しているけどいつ終わるの?」
「利息や手数料でどのくらい払っているの?」
「どのくらい返済しないと完済できないの?」
今日はそうした返済シミュレーションができるものをご紹介します。
当然、また借りてしまえばシミュレーションは変わります。
①これ以上借りない前提で、
②現時点の借金を完済するのに、
③毎月どのくらい返済が必要か?
をシミュレーションするものです。
金利はカード会社によって変わります。
また、カード会社では、安い金利のカード~高い金利のカードまであります。
利用明細から金利を確認してみましょう。
1枚1枚計算するのが面倒なら15%で統一すると分かりやすいでしょう。
クレカでお金を借りた場合の金利は15~18%が相場。
クレカ1枚あたりは、10万~100万未満が多いでしょう…その場合は18%、100万超えると15%。
買物等のリボ払いで、15%前後だからです。
まずは、日本貸金業界のHPにある返済シミュレーションです。
このシミュレーションは500万円までしか対応していません。
300万円の金利15%で入力。
分割回数は60回(5年)にしてみました。
元利均等返済・ボーナス返済はなし。
5年で返済した場合の総返済額は、428万2135円。
300万円に対して支払う利息は、128万2135円。
毎月7万1370円を5年(60回)返済して終わる計算です。
もう1つは「知るぽると」の返済シミュレーション。
こちらも入力の仕方などは、上の貸金業界のものと一緒。
こちらは、500万越えも試算できます。
600万円の金利15%で入力。
分割回数は60回(5年)にしてみました。
元利均等返済・ボーナス返済はなし。
5年で返済した場合の総返済額は、856万4340円。
元金600万円に対して支払う利息は、256万4340円。
毎月14万2739円を5年(60回)返済して終わる計算です。
限度額が高いカードを使っていて金利が安い。
銀行カードローンで金利が安い。
こうした場合は、利息が10%前後のものもあるでしょう。
この場合は、もう少し返済額は下がります。
例えば、600万の内、300万は10%・300万円は15%の場合。
(300万円・10%・5年返済)
・総返済額は382万4460円(うち利息は82万4460 円)
・1か月の返済:6万3741円
(300万円・15%・5年返済)
・総返済額は428万2135円(うち利息は128万2135円)
・1か月の返済:7万1370円
★両者合算★
・総返済額は810万6595円(うち利息は210万6595円)
・1か月の返済:13万5111円
個別で自分の利用しているカードの返済シミュレーションもできます。
各カード会社のHPでは、返済シミュレーションのページがあります。
「〇〇(カード会社名 返済シミュレーション」でグーグル検索すればOKです。
クレカ・銀行カードローン・消費者金融のいくつかをご紹介します。
①楽天カード・楽天銀行の返済シミュレーション
②dカードの返済シミュレーション
③イオンカードの返済シミュレーション
④エポスカードの返済シミュレーション
⑤セゾンカードの返済シミュレーション
⑥JCBカードの返済シミュレーション
⑦三井住友銀行の返済シミュレーション
⑧新生銀行の返済シミュレーション
⑨アコムの返済シミュレーション
⑩プロミスの返済シミュレーション
⑪アイフルの返済シミュレーション
カード返済は、現状を把握して、ゴール(完済)の道のりを計算しないと完済できません。
カード会社の指定されるまま返済して、
なんとなく借りて返して…では終わらないのです…。
シミュレーションの結果、(1か月の返済金の高さ)や(利息・手数料の大きさ)に青ざめた方もいるでしょう。
こうしたシミュレーションをすると「これじゃ完済できる見込みがない…」と思う方も多いのです。
すでに返済が難しい場合でも、カード会社は教えてくれません。
自分で気づくしかないのです。
これがカード返済の怖いところ。
まだ自分で何とかできそうな人は、借り入れを控えて返済を頑張る。
もうすでに手遅れの場合は、すぐに債務整理を検討したほうがいいのはこんな理由です。
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