司法書士の山口です。

 

1月1日に起きた能登半島地震。

かれこれ3週間が経過しました。

 

うちの事務所の依頼人の方にも、ご自身・その親族が被害にあった方がいます。

 

被災者の方、その親族、そして支援活動をされている方は、未だ大変な状況だと思います。

早く安心してみなさまが生活できるように…と願うばかりです。

 

一方で、こうした震災やトラブルに乗じて詐欺・悪質商法。

人の不幸に便乗する死神もいます。

こんなクズどもが多い世の中に悲しくなりますね。。

 

詐欺やトラブルに巻き込まれた場合の相談先は以下のとおりです。

 

 

 

 

(国民生活センターに寄せられた相談事例)

 

【事例1】
 若い男性から携帯電話で「市が能登半島地震の義援金を集めている」という電話があった。

休日であったことと携帯電話からであったことから不審に思い「別で義援金を送っている」と返答した。

市が義援金の窓口になっているのか。

電話で義援金を募ることはあるのか。
(四国地方の自治体からの情報提供、電話を受けたのはグループホーム)
 

【事例2】
 「元旦に起きた地震の地域に送る物を集めている。

今日そちらの地域を回っているので訪問していいか。

会社なので支援品を集めて送ることができる」

と電話がかかってきたが、怪しいと思って断った。
(関東地方 60歳代・女性)

 

(工事、建築について)
・認知症の父が来訪した工事業者に勧められ不要な屋根修理契約をしてしまった。
・台風で自宅の屋根瓦がずれ、見積もりのつもりで業者を呼んだら、屋根にビニールシートをかけられ高額な作業料金を提示された。仕方なく支払ったが納得できない。
・日に3~4回訪問され、屋根の吹き替え工事契約を迫られた
・屋根の無料点検後、このまま放置すると雨漏りすると言われ高額な契約をさせられた
・豪雨で雨漏りし修理してもらったがさらにひどくなった
・雪下ろし作業後に当初より高い金額を請求された
 

(保険金を口実にした勧誘)
・「損害保険で雨どいの修理ができる」と業者の訪問を受けた。

せっかくなのでドローンを使って屋根の撮影もしてはどうかと言われ、お願いした。

不安になったので断りたいが、業者と連絡が取れない。
・3年前に起きた災害の被災地調査員を名乗り、保険の請求期限まで半年を切ったので、保険金請求のためのサポートをすると言われ、契約したがクーリング・オフしたい。
・台風の後片づけをしていたら、業者が来訪し、損害保険を使って無料で雨どい修理ができる、経年劣化で壊れたものも保険でできると言われた。不審だ。
・先日の台風で雨どいが壊れ外壁もはがれた。

「火災保険で修理できる」という業者が突然来訪し、保険請求手続の代行と住宅修理を依頼したがやめたい。
 

(寄付金、義援金関連)
・ボランティアを名乗る女性から募金を求める不審な電話があった
・市役所の者だと名乗る人が自宅に来訪し義援金を求められた

 

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