司法書士の山口です。
今日はクレジットカードのトラブルについて。
政府広報オンラインのページからご紹介します。
注目は10代の5%。
おととしの2022年から18歳新成人が認められたのはご存じのとおり。
18歳、19歳からクレカは作れますが、この2歳だけで全体の5%を占めるのはなかなか多い比率ですね。
★リボ払いのトラブル
このトラブルで多かった1つが「リボ払い」についてです。
「カードが申込時からリボ払いになっていたことに気づかずに使っていた。リボ払いに勝手になっていた」
「リボ払いを解約できないカードだった。キャラクターに釣られて契約したが、リボ払いのことを知らなかったので後悔」
「知らない間にリボ払いになっていて、予想外の利子を払っていた」
「リボ払いにしたら、手数料が増えて返済が難しくなった」
カード会社が1番使ってほしい機能…それが「リボ払い」です。
その理由は、単純にリボ払いが収益源だから。
自動リボカード(最初からリボ設定)も存在しますし、カードを使わせてもらえるからといって返済できる保証はありません。
自分でよく調べて、考えて使いましょう。
★ネット関連のトラブル
ネット関連、特にゲーム課金でクレジットカードを使いすぎた。
そして、払えなくなるというケースもあります。
「以前契約していたあるサービスがクレジットカードでの年額一括支払いになっていて、ずっと利用していないのに引き落とされ続けていたことに後になって気づいた。解約などの手続きで非常に手間がかかり、利用していない分の使用料を満額で取り戻すこともできなかった」
「どうしても欲しいゲームのキャラがいて、気づいたら6万円使っていた」
「毎月ゲームにかける予算は決めているのだが、欲しいキャラがガチャで登場するとついお金を使いすぎてしまう。食費にほぼお金をかけられなかった」
ゲーム好きの度を越えてしまうと、ゲーム依存症と言われてしまいます。
これで課金系のゲームにはまってしまうと、かなりまずい状況です。
先ほども言いましたが、「カードが使える(限度額が余っている」は、「支払いができる」にはつながらない。
当たり前のことですが、この点を意識しながら使わなければダメです。
★カード番号の漏洩
消費者庁の注意喚起にもありますが、クレジットカード番号の漏えい被害は本人が気づかない場合も多いのです。
「通信販売サイトの偽サイトにクレジットカード情報を入力してしまったため、私のクレジットカードで商品を購入されてしまった。詐取された商品の代金は、クレジットカード会社から請求されることはなかったが、カード番号を変えることになった」
「海外サイトで、不正使用されました」
「ネットショッピングで不正使用された」
「インターネットにクレジットカードの情報を入れて取引をしたら、海外で3か所クレジットカードの情報を盗まれ、2か所では何十万か決済しようとした跡があり、1か所では、500円引き落とされていた」
信用できないサイトでの買い物は、控えたほうがいいでしょう。
楽天やアマゾンなど、信用できるところだけに、ネットショッピングは絞ったほうが安全です。
また、海外サイトも、極力使用しないほうが安心でしょう。
利用するなら、WEBサイトだけでなくアプリまで作っているところ。
こうしたところであれば安全性は上がるでしょう。
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