司法書士の山口です。
「任意整理の依頼をしたけどキャンセルできる…?」
「今の事務所から他のところへ依頼を変更したい…」
この点について説明します。
結論から言って、解約・事務所変えは可能です。
任意整理の依頼は「委任契約書」という書類へサインをする。
そして、依頼先へ提出した時点で完了します。
しかし、契約書を提出しても解約はできます。
電話で「依頼します」と言ったレベルなら全く問題なし。
実は、この相談けっこう多いんです…。
支払いが迫っていると、勢いで依頼してしまう人も多い。
費用が高い事務所は、契約を急がせる。
「依頼後に評判の悪い事務所と気づいた…」
「費用の高い事務所に依頼してしまった…」
これらが重なってつい依頼してしまうわけです。
「1度依頼したらキャンセルはできない」
中には、こんなことを言う事務所もあるよう。
もちろん、そんなことはありません。
なにも知らない人にそう言ってるだけ。
こんな嘘を言う事務所はなおさら危ないです(笑)
もはや、クーリングオフのきかない悪徳業者と同じレベル。
私たち士業の仕事は、依頼人との信頼関係があって成り立つもの。
また、債務整理という手続きの性質からみても、無理やり依頼させるものではありません。
「キャンセルできない」と言う理由の大半は、その事務所の報酬確保のためです。
つまり、依頼人の事情(生活苦や将来の見通し)は関係なし。
そんな事務所がいいわけありませんよね…?
もちろん、事務所側に落ち度がない場合もある。
適正な費用で、誠実に手続きを進めていた場合。
この場合は、解約を拒まれることもあるでしょう。
それでも、解約拒否を強制はできない。
依頼人は「そこまでにかかった手続き費用を清算すれば解約できる」という流れです。
「口頭で依頼しただけ」
「まだ委任契約書を提出していない」
「手続きが始まってない(介入通知が送られていない」
こんな状態なら、すぐにキャンセルでき費用を支払う必要もないです。
仮に手続きが始まっている場合でも、法外な費用の事務所なら問題なし。
「弁護士会(司法書士会)に相談してみる」と言えば、すっと手を引きます。
費用が高いのは自覚しているので、トラブルになるのは嫌なのです。
デメリット(ブラックリスト)の説明してないところなら完全アウト。
広告の仕方が危ないから、もめごとは勘弁と言う事務所もあるでしょう。
問題は、少し手続きが進んでいて、費用も1,2ヶ月払っている。
しかし、依頼をした事務所が信用できない。
だから、解約して違う事務所に依頼したい。
こんな場合ですね。
この場合も、解約して事務所変えしたほうがいいケースもあります。
例えば、A事務所の任意整理費用が1社4万。
B事務所の任意整理費用が1社8万。
2倍違いますよね。
B事務所に1,2ヶ月費用払っていても、A事務所に乗り換えしたほうが得なケースは多い。
B事務所の対応が良いなら、手間(時間)を考えれば、そのままでもいいかもしれません。
でも、対応もダメ、費用も高いなら、その事務所に人生預けるのは危険ですよ。。
こうした問題も無料相談で対応しています。
こちらも今の債務整理業界がどうなっているか?参考になりますので。
ご連絡ください(^^)
任意整理の目安を知りたい方へ
(画像をクリックするとページに移動します)
↓利用方法はこちら↓
(にほんブログ村ランキング)
(人気ブログランキング)
記事が参考になったらバナーのクリックをお願いします(^.^)