司法書士の山口です。

 

後払い決済の、Paidy(ペイディ)。

 

 

・アップル専用プラン

 

・アマゾンの6回あと払いは手数料無料

 

こうした特典もあって、利用者も多いと言えます。

 

 

ペイディの特徴としては、与信枠が大きいこと。

 

他の後払い決済業者は10万~20万程度が一般的ですが、最近のペイディは30~50万円ほどのケースも。

 

 

 ペイディの支払方法

 

ペイディの支払いは、大きく分けて3タイプ。

 

①あと払いペイディ(翌月払い)

 

②あと払いペイディ(3回・6回払い)

 

③あと払いプラン(アップル専用)

 

 

①あと払いペイディ(翌月払い)

 

当月に使った支払いを、翌月10日に後払い。

 

メールアドレスと携帯番号を入力して、ペイディすれば使えてしまうので便利です。

 

 

②あと払いペイディ(3回・6回払い)

 

翌月に一括払うには高すぎる場合の、短期分割払いです。

 

基本は3回です。

 

延長で6回にできます。

 

延長した後に、再延長はできないので、6回が分割回数の最高。

 

分割手数料は無料です。

 

 

③あと払いプラン(アップル専用)

「iPhone 14 を36回払い・分割手数料0%」などが宣伝文句。

 

アップル社のiPhoneやアップルウオッチを、ペイディで購入できます。
 

 

 ペイディの任意整理

 

結論として、ペイディの後払いにも任意整理はできます。

 

 

 

ただ、条件がいいか?というとそれは微妙…。

 

残額を、1年(12ヶ月)~1年半(18ヶ月)での分割払い。

 

決して、長い分割は組めません。

 

3回・6回払い(自分)→12回~18回払い(任意整理)

 

こうなるので、成果がないわけではありませんが。

 

払えなかったら任意整理をせざるを得ない…ぐらいのイメージですかね。

 

ペイディも滞納すると、年利14.6%の遅延損害金発生します。

 

そして、3か月ぐらいの滞納で、弁護士事務所から督促通知が届きます。

 

こうなると、裁判所に訴えられる可能性もあるので注意しましょう。

 

 

 ペイディが払えなくなる原因

 

ペイディが払えなくなる原因の1つ。

 

「他のクレジットカードの支払いが多い」というケースです。

 

それで、ペイディを使っている人も多い。

 

クレカの金額多い→カード使えなくなる→後払い系(ペイディやメルペイなど)に走る。

 

こうしたパターンです。

 

このような場合、ペイディに問題があるというより、クレカの支払いに問題があります。

 

クレカや銀行カードローンを任意整理した方がいいでしょう。

 

後払い決済は、ブラックになっても使える。

 

だから、困った時の貴重な決済手段です。

 

任意整理前に、この辺の信用を傷つけてしまうのは、リスクが高いと言えます。

 

クレカやカードローンを任意整理→返済額が下がる(ブラックになる)→困ったときはペイ系の後払いを利用

 

このほうが安全です。

 

 

 にんいせいり君

 

任意整理の目安が分かる「にんいせいり君」。

 

匿名・無料ですぐに、セルフチェックができます。