司法書士の山口です。
過払い金の時効を迎えている人…
意外と、いや、実際はかなり多いのが現状なのです。
過払い金の期限は「完済してから10年」。
2023年に時効(期限)を迎える人は…?
そう、2013年に完済をしている人です。
2013年2月1日に完済していたら、2023年2月1日までが期限です。
過払い金請求をするにしても、段取りや調整を組んでいると時間がかかります。。
なるべく、早く動きましょう( ;∀;)
そして、時効の勘違いで注意が必要なのが、下記の2つのパターン。
①クレジットカードの場合
買物でカードを利用していても、お金を借りていなければ過払い金はないです。
・キャッシング・カードローン→過払い金の発生あり
・ショッピング(買物)→過払い金の発生なし
※買物利用から過払い金は出ません。
そして、キャッシングやカードローンを完済した時から、時効は進行しているということです。
買物でカードを利用していても、時効は進行しています。
例)セゾンカードを利用
・借りたお金は2013年に完済
・ショッピングで今もカードを使っている
こんな場合で過払い金が発生していたら、2023年で時効を迎えます。
「ショッピングでセゾンカード使ってるから時効は大丈夫だ!」
こんな風に思ってる方いたら、ご注意を!!
②利用途中で完済している場合
1度完済したことがある場合にも注意。
例)アコムを利用
・2002年~2013年完済
・2015年再利用~現在に至る
こんな場合も、2023年で時効を迎えてしまう場合があります。
2013年の完済がポイント。
分断として争われる部分です。
仮に、過払い金が戻ってくるにしても、2013年を過ぎると面倒になるのは確実です。
そして、この途中完済の2013年の時効が成立すると悲惨なことに。
・2002年~2013年→期限切れで過払い金は戻ってこない
・2015年以降の利用→過払い金発生していない
つまり、1円も過払い金は戻ってこないことになります…。
2002年~2013年の間で、100万円以上の過払い金が発生していることもある…。
これが消えてしまうのだから、天国と地獄の差です( ;∀;)
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