司法書士の山口です。

 

1月もすっかり半ばですね。

いつもどおりご相談に明け暮れていたら、いつまにか…です(汗)

 

今回は全相続手続きを弊所で行っていく、いわゆる遺産整理業務に携わったのでその内容を。

 

この遺産整理業務というのは、司法書士の仕事にしてはそこそこいい報酬額にはなりますが、なかなかボリュームのある手続きです。

 

・遺産整理業者を手配し、相続財産を発掘。

 

・税理士を手配し、相続税の申告

 

・株式・預貯金の現金化。

 

・認知症の方がいるため後見申立

 

・相続人に未成年者がいるため特別代理人申立

 

・自宅不動産・別荘の名義変更(相続登記)

 

・不動産を売却し換価分割とする、相続人間の遺産分割協議調整

 

・不動産売却にあたり、測量を行うため測量会社を手配。

 

・不動産売却し、売買決済の立ち会い。

 

・売却代金・預貯金/株式を現金化したものを、分割協議通りに、各相続人へ分配

 

・譲渡所得税などの申告手配を税理士へ。

 

 

うーん…こうして簡単に列挙してみても長い道のりですね(+_+)

 

まぁ、この手のもので一番大変なのは、相続人同士が面識がないケース(腹違いの子同士)や相続手続きを行っておらず、大量に相続人が発生している場合です。

 

去年はかなりの大物がいて、追っかけても追っかけても終わらずに、戸籍代だけで8万円、相続人が50人出てきた時点で、打ち止めになった案件が未解決で終了。。

 

相続人が20人近く存在したのは、近くなんとか解決予定ですが、こちらも海外に住んでいたり、、かなり高齢の方が多かったり、、途中でさらに相続が発生してしまったりと…なかなかヘビーでした。

(揉めたりもあり)20年近く解決しなかったというのを、私達で解決できてよかったなぁという感です。

 

 

司法書士固有のただ書類を作るというのは私は好きではないので、こういったコーディネート型の大きい仕事は大変ですが好きですね。

 

今日は久しぶりに相続の話題でした!