2015年1月に相続税が課税強化されます。

現在は、5000万円+(法定相続人の数×1000万円)が控除範囲ですが、

来年からは、3000万円+(法定相続人の数×600万円)になります。

東京の一等地では、預貯金はあまりないのに持ち家だけで課税されるケースもでてくるでしょう。

うちは横浜ですが、うちでやっている相続案件でも、

今は相続税は発生しないけど来年だったらかかってるなぁという方がいます。

 

そこで、今流行っているのが生前での節税対策。
この不景気の時代に、ましてや税金なんかで大切な財産を持ってかれてはたまらないですからね。

生前の節税対策の一環として生前贈与による生命保険対策はその一つです。

生前贈与の非課税枠は現行で年間110万円。

この範囲内で、財産を残す側の父母や祖父母が、子や孫(相続人)が契約した保険の支払いを肩代わりすれば、

贈与税がかからず、事実上、子や孫に資産を移せるわけです。

事前に受取人や配分を決めておくことにもなるため、相続トラブルを防げるメリットもあります。

 

以下、ニュース一部抜粋。

「一定期間後に子や孫に保険金が支払われる「年金保険」や、

父母や祖父母が死亡した際、子や孫が受取人となる「終身(死亡)保険」など、

関連商品の新規契約件数は、日本生命は昨年4~12月で前年同期比20%増の約9000件。
明治安田生命保険は昨年4~11月で同3倍超の約9200件、

第一生命保険も昨年4~11月で同30%増の1300件に上る各社とも「近年にないヒット商品」という。」

生命保険の節税対策は金銭資産が多い方にはお勧めですね!