今日は大三島を一周。
「尾道、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島、今治」の大三島。
大山祇神社:
有名ですね。
録画してあった大山祇神社のテレビ番組を見て予習してから旅行に出かけました。
宝物館がスゴイです。(撮影NG)
予習しておいて良かったです。
宝物館って入らないこともありますが、ここは見逃すことなく入って良かったです。
源頼朝、源義経、武蔵坊弁慶などが奉納した刀剣、鎧、兜などなど。
白村江の戦いに際し斎明天皇が奉納された禽獣葡萄鏡は見事。
国宝がたくさん。
上野の博物館で展示したら、物凄い人数が集まりそう。
生樹の御門(いききのごもん)
大楠の根元が空洞になっていて、くぐると不老長寿の御利益がある。
などなど、本殿・拝殿だけではないんです。
いろいろあります。
予習しておいて良かったです。
伯方の塩・大三島工場見学:
伯方の塩がどのようなものか、原材料や製造方法が分かりました。
作業風景も勉強になりました。工場内は撮影不可。
工場隣接の流下式枝条架併用塩田の再現施設
ところミュージアム大三島、伊東豊雄建築ミュージアムにも行きました。
どちらも景色が良くて、
青い海、青い空、緑の島々を見ていると肩の力が抜けてヘナヘナしてきます。
座ってずっと見ているカップルも。
宗方地区:
今風の家屋が増え、このような集落全体が瓦屋根の風景が無くなっています。
「瀬戸の花嫁」が聴こえてきそうです。
地元の人は気付いていないかもしれませんが、この景色だけで十分な観光資源。
地元の人が、最近は外国人が大勢来るようになった。だけど、サイクリングの人たちは走り過ぎるだけで金を落とさないんだ。と言っていました。
観光資源あるし、お金を落とせるところがあれば良いのに。
地元にも責任があると思いました。
大山祇神社の参道を何とかしようという展示が、伊東豊雄建築ミュージアムにありました。
よくありがちですが、商店会の再生を大学のゼミのテーマにして、大学生が頑張りました、これで卒業論文できるぞ、そんな集大成みたいな。
関東の大学だったので、楽しいゼミ合宿を兼ねていたのかも。
どのような内容だったのか、十分理解していないのに、勝手なことを言って申し訳ありません。
大山祇神社の一の鳥居は、海のすぐそば。
そこから参道商店街が始まるのですが、今は観光客が皆無。
そりゃそうでしょ。
商店街に活気を取り戻そう、
観光客や地元住民に必要そうな店舗・施設を設けたとしても、
参道を通る意味が無ければ人は来ない。
以前は橋が無く、みんな船で宮浦港へ来た。
桟橋は神社風のデザインで趣があります。
船を下りると目の前に大きな一の鳥居。
鳥居をくぐって、参道の商店会。
数百メートルで神社。
ネット検索すると、大三島橋が1979年に開通。
どのようなグランドデザインがあったのかわかりませんが、
現地を見た印象では、
神社の目の前を通る道が整備されてきたみたいでした。
どんどん太く、車が走りやすいように。
人々は船よりも便利な車で訪れるように。
神社の目の前には民間駐車場や土産物店が。
さらに道の駅も出来て。
自家用車、観光バス、みんな便利に。
宮浦港・一の鳥居から神社まで歩くのが大変な年配の方々も多いと思います。
橋ができる以前から、参道商店街に平行するバス道路が整備されてきていたのかも。
神社の目の前を通る道路を整備するのでなく、
ちょっとだけ数十メートルでも神社から離れたところの道を整備して、
主要道路が港・一の鳥居を通るようにデザインすればよかった。
主要スポットである大山祇神社と伯方の塩の往来においても一の鳥居付近を通らず。
道路拡幅しやすかったのかもしれませんが。
生口島-大三島-伯方島をサイクリングする際は、
大三島で大山祇神社がある島の西側を回るよりも、
東側を回った方が格段に短距離で更にアップダウンも少なく、
ツーリング客は西側でなく東側を通る傾向に。
遠回りしていると1日で尾道から今治までたどり着けないといけないので。
(「しまなみジャパン」では、電動アシスト自転車は1日しか借りることが出来ず、
必ず今治(または尾道)で返却しなければならなかった。)
(今年度から電動アシスト自転車も2日間借りることが出来るように)
様々なウェブサイトでは、途中の島で1泊して、観光しながらゆっくり走破することを推奨しています。
でも、出来れば1日で走破したいな。
そして別日にゆっくり観光したいな。
天気も心配ですし。
宿泊するとなると荷物が増えるし。
サイクリングの衣装は2日分ないし。
しまなみ海道すべての島を観光する人ばかりではないでしょう。
全ての島々を観光すると日数も費用も大変なので、橋ができる前は、
大山祇神社がある大三島は島々の中で勝ち組だったのではないかと思います。
今は、有料道路をどの島で降りるか。
島々の観光客誘致で勝ち組となったところが発展。
私は先ず最初に一の鳥居へ行きました。
一の鳥居を訪れるように、予習したテレビ録画で言っていたので。
「昔は皆、船で来た。一の鳥居をくぐり神社へ向かった。
一の鳥居をくぐってから神社へ向かうことが大切。(ご利益が得られる)」
とか、神社のお墨付きを頂きながら観光協会が広報すれば。
それと、
昔の商店街は狭い。一の鳥居から神社まで歩くのはちょっと遠い。
大学生が考えたように、楽しく歩けるようにするのはもちろん。
一の鳥居方面から神社方面へ、一方通行にしてはどうでしょう。
一の鳥居も参道商店街も車で走行してもいいでしょ。
一方通行なら、車は通りやすいし、歩行者も安全。
車窓から興味ある店舗を発見し立ち寄ってもいいし、
参拝後に興味を覚えた店舗へ再度訪れてもいい。
参道商店街のどこか脇に駐車場がほしい。
私が瀬戸内をイメージする風景は宗方地区。
宗方地区のイメージで参道商店街をリメイク。
空いたところがあれば、クスノキかな。
大山祇神社は大切な場所でしょうが、
一の鳥居も大切にしないと、
2か所をつなぐ参道商店街は存在する意味が薄れてしまいます。
一の鳥居は、これからも大切な場所としておきたいのでしょうか。
くぐっているのは路線バスくらい。
直ぐ近くのバス発着所へ停車するために旋回しているだけでした。
地域住民・行政はどうしたいのでしょう。
盛キャンプ場も草ボーボーでした。
素敵なところなのに。
盛キャンプ場前:
とても海が綺麗に見えたので、車を止めて海岸へ
心が洗われました
いっぱい撮りました。動画でも撮りました。
誰もいません。
沖を船が通らないときは、本当に波がありません。
プールよりも綺麗で穏やか。
わずかに波の音が聴こえるだけ。
こんな素敵なところがあったのね~
しばらく居ました