箱根の森の中を散歩しました。
といっても草木を分け入って歩いたりはしません。
ちゃんとした道路や散策路を歩いて自然に親しみました。
フキノトウ(蕗の薹):
大きくなって花が咲いていました。
アオキ(青木):
花の季節に赤い実も
マメザクラ(豆桜):
タチツボスミレ(立坪菫):
ヒイラギナンテン(柊南天):
ヒサカキ(非榊):
シキミ(樒):
キブシ(木五倍子):
ニワトコ(接骨木):
アブラチャン(油瀝青):
クロモジ(黒文字):
オニシバリ(鬼縛り):
フッキソウ(富貴草):
ミヤマカタバミ(深山片喰)?:
芦ノ湖の畔にある九頭龍神社本宮まで歩きました。
テレビの旅番組などでも紹介される有名なところです。
次から次へと大勢来ていました。
行きにくいところにあり、テレビでは神秘的に見えるよう船で行ったりしますが、陸を歩いて行くこともできます。
ただ、めちゃくちゃ長距離を歩くことになります。基本的にプリンスホテルから徒歩。
そして、九頭龍神社本宮はプリンスホテルの施設のゲートの先にあり、神社へ行くだけでもプリンスホテルの敷地を通り抜けることになり、プリンスホテル(西武グループ)へ600円(お賽銭ではありません)が必要。
どういうこと!? どんなものでしょう
九頭龍神社本宮から見た海賊船(小田急グループ):
海賊船(小田急グループ)は今日も物凄い乗客数。
追加料金が必要な特別船室は外国人でいっぱい。
もう一社、西武グループだった遊覧船(海賊船ではない)は乗客が少なく、2023年に富士急グループへ売却され、運行ルートも削減。
九頭龍神社本宮の目の前を航行するのは小田急グループのみとなりました。
昔、小田急・東急グループと西武グループの観光開発競争「箱根山戦争」というものがありました。
長い歴史があり、一言でいうのは無理ですが、
ケーブルカーの終点「早雲山」から人気の観光地「大涌谷」へ通じている「西武の道路」には「小田急のバス」を通させない!
それなら、西武の道路を通る必要がなくなるよう早雲山から大涌谷へロープウエイを通す!
というような感じ。
海賊船を見ていると、西武は上手くいかなかったのかなあって、いろいろなことが脳裏をめぐります。
箱根は、小田急の箱根フリーパスが便利。
登山鉄道でスイッチバックしながら登り、次はケーブルカー、次はロープウエイ、
途中、大涌谷で煙を見て、ロープウエイで芦ノ湖畔へ、そして海賊船、
それに小田急グループのバスも乗り放題。
神社へ行くために600円というのは、なにか箱根山戦争を彷彿させるような気がしました。
(プリンスホテルに恨みがあるわけではありません。良いホテルです。プリンホテルの敷地(森)には花も咲きます。ただ、みんな通り抜けるだけ)
箱根フリークとしては、いろいろ方法があると思うのですが・・・
有名な箱根神社に九頭龍神社「新宮」があります。
箱根神社本殿の右へ進んでください。
九頭龍神社「本宮」はプリンスホテルを通り抜けるために600円必要ですが、
九頭龍神社「新宮」は入場料無しで参拝できます。
その分お賽銭を弾んでみては。
箱根神社は大人気で、行きやすいですし、いつも長い行列ですが、
九頭龍神社新宮には行列があまりありません。
箱根神社へお参りする方で、右にある九頭龍神社へ二社詣でしないまま帰る人がいて、いつももったいないなぁと思いながら見ています。
九頭龍神社新宮も箱根神社とともにテレビで紹介されたりしています。
九頭龍神社は、お嬢さんたちに恋愛の神様として有名。
箱根神社へ行った折には、ぜひ九頭龍神社へも。