講師は、最近、断捨離のメールマガジンで知った、
ボディーサイコロジストのおのころ心平さん。
講演タイトルは、「病気は才能」(同名の著書も出版されている)。
野口晴哉著『風邪の効用』を読んで、
病気は身体からのサイン、忠告のみならず、実はバランスをとる、身体を整える働きを担っているのかもしれない、
また、中村仁一著『大往生したけりゃ医療とかかわるな』を読んで、
西洋医療の不自然さに疑問を持ち始め、自分の身体のことは自分で何とかしたい、
と考え始めていたわたしには、心惹かれるものがあり、参加してみた。
会場の関西医科大学の講堂は満席。
このホリスティックセミナーというのは、1990年頃から定期的に開かれているらしいのだが、満席になったのは、かの有名なアンドルー・ワイル博士以来だという。すごい人気。
セミナー自体も、期待に違わず、とてもわかりやすく、いろいろな発見のある、楽しい内容だった。
おのころさんは、カウンセラーとして、さまざまな病気を持つ多くの方々と関係する中で、
ココロとカラダが密接に繋がっていること、
自らの病気としっかり対峙し、見事に克服する人は、本来のその人らしさを獲得していくこと、
などを経験的に学んだという。
つまり、ここでいう「才能」とは、本来の自分らしさを思い出すためのプロセスのことで、
それができないでいると、その抑圧された才能が、病気や身体の不調になって、症状としてあらわれる。
だから、カラダに起こっている症状を見ることで、その人の潜在的な才能と、それを抑圧しているもの(さまざまなココロの枠組みや、思い込み)を探ることができる、ということだった。
病気を、一方的に悪いもの、排除すべきものと見るのではなくて、
病気の気持ちになって、その意志に寄り添ってみる、という視点はとても斬新だし、幸せに生きるために、大切な考え方だと思った。
約3時間の講義は一方的におのころさんが話すスタイルではなく、合間合間に、参加型のワークが用意されており、これがとても楽しかった。
まずは、「なりきりワーク」といって、キッチンにあるモノ(まな板とか包丁とか冷蔵庫とか)を一つ選んで、そのモノになりきって、その家の日常風景を文章にしてみる、というもの(ちなみに、わたしは炊飯器になってみた)。
何名かの受講生の方の書いた作文を読み上げてもらったのだけれど、それぞれに個性が出ていて、すごくおもしろかった。
全員のを聴いてみたい、と思ったくらい。
さらに、同じ作用に対して、反応の仕方は人それぞれ個性がある、という例をわかりやすく示すため、
女性の像がクルクル回転している映像を見て、右回りに見えるか、左回りに見えるか、という、ちょっとした実験ワークをした。
わたしは右回りに見え、ずっと右回りのままだった。
左回りでずっと変わらない人もいれば、左右が途中で入れ替わって見える人もいるらしい。
左回りに見える人は、左脳優位、途中で回転が入れ替わって見える人は、右脳と左脳をバランスよく使っている、とのこと。
右回りのまま、というのは会場の中でも圧倒的に少数派で、
右脳が優位に働いている、ということらしい。
これは、めちゃくちゃ意外だった
なんで?!これでも普段から、ちゃんと理論的に物事を考えてるつもりなんだけど……

おのころさんは、今、日本での代替医療の発展にものすごく力を注がれていて、今後、自然治癒クリニックやリトリート施設の建設を視野に入れ、活動されるらしい。
わたしたちが本来持っている自然治癒力をメインに、医療にいろいろな選択肢が広がっていくことは、とても素晴らしいことだと思う。
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