ルクアにあるURBAN RESEARCH Storeの本棚が好きで、ときどき見に行く。
なかなかの品揃えで、いろいろな発見があるし、
自分が持ってる本も何冊か並んでたりして、
この本棚を作った誰かと問題意識や感性を共有できたようで、思わずにんまりしてしまう。
断捨離を始めて、なかなか手放せないモノの筆頭に君臨しているモノ=本と雑誌。
何の罪悪感もなく、ネットやお店で衝動買いしてしまうのも、本が一番多い。
本だけは、小さい頃から、ほぼ「いくらでも買っていいもの」として定義されてきたので、
ムダ遣いをした、という感覚がない。
そして、常に、読了するペースよりも購入するペースのほうが早いため、
読まれないまま、買っただけで満足してしまう本が、毎月数冊ずつたまってしまう。
それでも、買うことをやめられないのは、
自分の中にある欠落感を、知識を抱え込むことで埋めようとしているからだと思う。
「知識を得る」ということが、自分がそれ以前よりもちょっとだけいいものになれる実感をてきめんに与えてくれるから。
エステやネイルサロンや新しい服や化粧品でも、ある程度は満たされるけれど、他人の視線の範疇でリニューアルするしかない。
もっと想像を超えて新しくなれる何か、
ガツン、とやられる出会いを、ずっと期待してるんだと思う。
本棚が持ち主の頭の中を映すなら、
いつでも最新の状態にきちんと整理されているべきだし、
見栄をはったり、ふさわしくないもので汚したりせず、
過不足ない自分の「今」を可視化するツールとして、ちゃんと向き合いたい。
ちょっと大げさに言うと、本棚をデザインすること=人生をデザインすることで、それはずっと続いていくのだと思う。
だから、本との関係を見直すことは、とても重要で、
エディターシップを鍛錬する一番身近なチャンスになる、と思っている。