オリジナル小説 小さな自分 10話(恋愛もの、不良、生徒会長) | kanaerukaiのブログ

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タイムボカンシリーズの考察や、二次創作を書いていきます!
好きなシリーズは、ヤッターマン、ゼンダマン、イタダキマンです

これからケロロ軍曹の二次創作も始めます!
夏美&ギロロペアをくっつけたい
原作ガチ勢なのでそこんとこよろしく!!

「今更遅いんだよ、今の彼氏は俺なんだ」

蒼は星羅の手をつかんで自分のほうに引き寄せる

 

「蒼私は何人もの人と関係を持った、汚い女なんだよ?

そんな私でもいいの?」

星羅は蒼のほうを見た

 

「・・・・。」

 

何迷ってんだよ、何人もの人と関係を持ってようが星羅は星羅なんだ。

だけど、信じられないくらい妬いてて。

 

どこかで初めてが欲しかったって残念に思う自分もいて

 

自分が経験ないから余計かな、、。

 

感情ない相手とできるってことは、俺と付き合ってても誘われたらそっちに行っちゃうんじゃあ。

 

俺から離れて行っちゃうんじゃあ、、。

 

蒼は顔をしかめた

 

(やっぱり蒼無理してたんだ。そうよね。私が反対の立場だったら受け入れられるかわからない。

やっぱり初めてに越したことなんかないわよね。好きでもない人と関係持ってあきれてるわよね)

 

星羅はうつむく

 

「俺は星羅が何人の人と関係を持ってようが気にしない。

俺とも体を重ねて上書きしてしまえばいい」

玲は星羅の手を取った

 

「・・・・・。」

蒼は口を結ぶ

 

「玲」

星羅はパッと手を引っ込めた

 

「星羅に触るな」

蒼は玲を殴る

 

「いってえな」

玲はしりもちをつく

 

2人は容赦なく殴り合う

 

「やめて二人とも」

星羅が止めに入る

 

(2人とも我を忘れてる、、。早く止めないと)

星羅が2人を引きはがす

 

「この邪魔すんじゃねえ」

我を忘れた蒼が星羅に殴り掛かった

 

「キャッ」

玲が蒼の手をつかむ

 

「玲、ありがとう」

星羅はへなへなと座り込んだ

 

「割れ忘れて彼女に殴り掛かるなんて最低だな」

玲はキッと蒼をにらむ

 

「・・・はっ」

蒼は我に返った

 

(俺はなんてことを、、。)

 

「行こう、立てるか?星羅」

玲が星羅の手を引く

 

「ありがとう。玲」

星羅の足はがくがく震えていた

 

(俺はまた大好きな彼女を傷つけちまったのか)

蒼は自分の手を抑えたまま泣き崩れる