生き抜いた命
これからを 生きていく命
変わりすぎた故郷で
ヒトを探して 食べ物を求めて
さまよい
必死で生きてきた子
贅沢すぎる暮らしの中から
壊れたオモチャのように
放置される子
小さな小さな命たち
弱くて 頼りない命たち
どうして
何故に
やりきれない事が
次から次へと
あちこちで おきるんだろう…
雨が続くと
陽射しが強すぎると
北風が 冷たくなると
銀の空から 雪が舞ってくると
あの村の子たちの 今を
日本中の わんにゃんたちの 今を
命の期限をつけられ
怯えている 沢山の子たちの 今を
…思っただけで苦しい
考えないようにしてしまう
痛ましい記事から
目を背けてしまう
そんな自分がいる事実
生類憐れみの令
復活しないかな…
