皆さま
いつもお訪ねくださりありがとうございます。
日本伝統文化と美しい季節を愉しみ
静謐に暮らしております
茶道・作法家・室礼師の尾崎可奈枝です
室礼便り
今年の端午の節句の室礼
鯉のぼりの手ぬぐいを使用しました。
貝はトオカムリ、別名千年貝
こちらも縁起物です。
花入には柏餅の葉、サンキライのツルと、タツナミ草です。
サンキライ別名、カタラ・カカラ・サルトリバラ・など呼ばれています。
春に花を咲かせ、初夏には緑の実につけ、秋には葉が落ち実が赤く熟します。
クリスマス二よく見かける、ツルに赤い実のリースがこのツルです。
使い勝手がよいので、庭の木の影に植えています。
今年の室礼教室の、実践では日本の伝統食を、皆様と一緒に作っています。
我が家の庭で育てている蓬が、この春収穫できるようになり、室礼教室の実践に蓬餅を作りました。
新芽を切り、何度も洗い
塩と重曹を入れ湯がきます。
教室前の練習では、蓬を包丁で切った物を使用しました。
悪くはないのですが、蓬の葉が荒々しく残り、美しくありませんでした。
教室では失敗をいかし絞った蓬を、フードプロセッサーにかけて、蒸した餅米に加えました。
蓬の葉が小さく砕かれ、美しく香りのよい蓬餅をいただく事ができました。
次回蓬餅を作る時、注意したいところは
餡を中央に入れて丸めることです^ ^
皆さま蓬餅を購入していただいても、作ってた経験がなく、色々な工程が新鮮で楽しかったようです♪♪
次回の室礼教室は、テーマは嘉祥菓子です。
実践では梅雨の前に、ぬか床づくりを予定しております。
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました。
尾崎 可奈枝 拝