皆さま
いつもお訪ねくださりありがとうございます。

日本伝統文化と美しい季節を愉しみ
静謐に暮らしております

茶道・作法家・室礼師の尾崎可奈枝です


本日は中秋の名月ですね。

皆さま中秋の名月は、ご存知ですね。
今年も天地の恵みの収穫物を、たくさんいただいたことを、感謝する収穫のお祝いがお月見なのです。

十五夜は芋名月、十三夜は栗名月・豆名月ともいい、お団子と一緒にその時期の収穫物をお月様にお供えしました。



皆さま月見団子を、お月様にお供えしていますか?

三方を持たれていない方は、お月見様にお団子をお供え出来ない〜と、諦めていませんか?

三方をお持ちでない方、ご安心ください!!

本来なら陰陽五行思想より、丸い物が陽、四角い物が陰となり、丸い物(お団子)は四角い器(三方)に盛ると、バランスがよく美しいのですが、お月見の時は、満月に因んで、あえて丸い器に丸いお団子を盛り、丸と丸を〜重ねことも素敵です♪♪


下の写真は、古いこね鉢です。

丸いお盆・丸いお皿に、お団子を盛ることもよいですね。



お団子の盛り方 (お団子15個)

一番下 3個・3個・3個と盛り 合計9個

中間  2個・2個 合計4個

一番上正面に向かい縦に2個  合計2個


お団子盛り方 (お団子5個)

一番下 2個・2個  合計4個

一番上 1個     合計1個





秋の七草桔梗型の菓子皿には

月見団子五個

蛤には兎柄


小さな空間に、お月見を見立てています♪♪