皆さま
いつもお訪ねくださりありがとうございます。
日本伝統文化と美しい季節を愉しみ
静謐に暮らしております
茶道・作法家・室礼師の尾崎 宗圭です
春の七草は、お粥でいただき、無病息災を祈り
秋の七草は鑑賞することに主眼が置かれ、又薬用として親しまれました。
秋の七草の始まりは、万葉集に納められている、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ二首といわれています。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」
「秋の野に咲いている草花を、指折数えると7種類ある」と歌われています。
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
「それは萩の花、尾花、葛の花、撫子の花、女郎花、また藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)の花である」と歌っています。
尾花「おばな)とは、ススキ
朝貌とは、桔梗
平安時代の宮廷では、月を眺めながら詩歌を詠んだり、船から水面の月を楽しむ舟遊びの宴を催したりしていました。
優雅な暮らしにみえますが、実際は暦に関係する規則に縛られ、窮屈な暮らしであったようです。
そして紫式部は中秋の名月を眺めていた時に、物語の着想を得て「源氏物語」を書き上げたことも有名なお話しです。
♦️後期スケジュール
- 歳時記の室礼 愛おしい時間つくり
- 日時 13時より15時
- 9 月18日・
19日・20日お月見 - 10月16日・
17日・18日七五三 - 11月20日・
21日・22日冬至 - 12月18日・
19日・20日お正月 - ☆後期講座9月1日満席となりました。
- キャンセル待ちお受けいたします。
キャンセル待ちの人数により、追加講座も検討します。
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尾崎宗圭 拝