並木良和さんの新年のメッセージから
「身口意」という言葉が
とっても気になっています。
これは、今年の私にすごく大切なテーマ！
でも、この大きなテーマをどういう風に具体的に毎日の生活に生かしていくのか。
落とし込まなければ、使えない。
なので、具体的に使えるところまで、じっくり考えていこうと思います。
「身口意」とは？
「身口意」は仏教用語で
体と口、意識をあわせること。
つまり、行動と、話す言葉、そして意識や考えを一致させていくこと。
でも、これって、本当に、多かれ少なかれ
ほとんどの人のテーマなのではないかな、と。
やりたくないことを嫌々やっていたり
思ってもいないことを、周りに合わせて言ってしまったり
逆に、本当に思っていることを、周りを気にして言えなかったり
自分で決めたことを、実行できていなかったり。。
この、もやもやした場所から、どうやって抜け出していくか？
「身口意」を一致させていくことは、
本当の自分の個性を発揮して、望むとおりに具現化する能力。
一番はじめのステップ
まずは、自分が何を望んでいるのかをよく見極めること。
「決めれば、ものごとは動くよ」
とはよく言われるけれど、
自分では
「決めてるのに！」と思っていても、
実は自分の中で決め切れていない部分があったり。
でも、そういうもやもやした苦しい時期は
はっきりと、「決める」ために必要な時期だったりもします。
自分が何を望んでいるのか？
どんな気持ちで生活したいのか？
二つの「身口意」
たとえば、もっと本当の自分を表現できる自由な働き方がしたい。
という望みがあるんだけど
現在は、あまりわくわくしない仕事を
とりあえず生活のために続けている、という場合。
新しい未来を創造する身口意と、現在の状況を変容させる身口意が
同時に必要になってきます。
「創造する」身口意
その働き方を、具体的に自分がわくわくできて、
今、自分に無理のない形でできる方法を考えて、やってみる。
あまり先のことは考えないで
すごく、小さなステップでいいので、
自分が楽しいな、と素直に思えることを、実践していく。
コツコツこつこつやっていく。
試行錯誤しながら、プロセスを楽しみながら。
自分のできる範囲で。
「変容させる」身口意
では、現在の仕事はどうするか？
自分の今の生活が、望む未来とかけ離れていることを意識すればするほど
現実が余計につらくなってきたりします。
「いやだー」
「やめたいー」
という思いにのっとられると、仕事に力が入らなくなったり、
余計にその仕事が嫌になる現実を引き寄せたりしがちです。
でも、その場所を離れる準備がきちんとできるまで
今自分がいるところから、変容のプロセスをはじめないといけません。
いやだ、やめたい、と思いながら働くことは
完全に「身口意」からずれた状態です。
「自分の意識が現実をつくっている」
ということを実際に経験できる、ものすごいいい学びチャンスをもらった！
と見て、わくわくしましょう。
自分が、「いやな仕事」だと定義づけしてしまっているから
仕事がいやになっている。
でも、ここを卒業して、より自分の望む方向に進んでいくために
今は、この場所から学びのチャンスを生かしていく
という意識で、感謝しながら仕事に取り組んでいると
周りの環境が変わっていくという経験をするかもしれません。
三つ目の身口意
最後に、毎日の生活の中で、
本当に思っていることだけを口にする習慣
本当にいいと思うことをする習慣
「なんとなく」ではなく、もっと意識的に生きる、ということでしょうか。
自分の感覚に敏感になる。
本来の自分の状態でいるときの、気持ちいい感覚。
ずれているときの、いやな感覚。
その感覚を意識すること。
身口意のズレを直すコツ3選
１．本当の私と一致します、と意図して手を合わせる。
２．自分の中に頭のてっぺんから会陰までまっすぐに通る導管に意識を向けて呼吸する。
３．自分の心が静かになる音楽をセレクトしておいて、ずれたかな？と思うときに聞いてみる。
私のチョイスは、いつもOlafur Arnolds 即効性があると感じています！
昔に比べて、やりたくないことはやらないようにできるようになったし
思っていることは、だいぶまっすぐに言えるようになったと思う。
でも、私がひっかかっているのは
「仕事」
これは、明らかに昔の自分が宇宙に投げて引き寄せたものだったんだと思う。
でも、私は、完全に変わってしまった。
もう、