関西の皆さま。

大分熊本地震の被災者として、こころよりご心配申し上げます。

大丈夫じゃないですよね。

怖いと言いたくても、自分以外の人を慰めたり励ましたりでそれどころではなかったり、

また、会社や所属団体の処理などで諸々に追われている方もおられるかと思います。

一刻も早く、落ち着きが訪れますよう、お祈りしております。



私の実家は大分県別府市で、
大分熊本地震の時は震度5弱。
当時私は入浴中で、シャンプーの泡にまみれておりました。

瞬く間に浴室のタイルが斜めにひび割れ、
激しい揺れと共にガスがストップ、お湯が出なくなりました。

ある程度の揺れが収まって、一番最初に感じた強烈な思いは、


「怒り」


でした。

人のバスタイムを邪魔すんじゃねえぞ地震め‼
です。


恐怖は感じませんでした。
ただただ腹立たしく、
タイルの沈んだ湯船からお湯をすくい(シャワーのお湯が出ないので)洗髪と体の洗浄を済ませ、浴室を出ると半ギレの母が
「あんた、服を着なさい❗」(→パジャマではなく洋服の意)と一言。

なんだよ地震だけじゃなくておかーさんも激おこかよと思いつつ着替えて居間に行くと、
キレてる理由が発覚。


ぐっしゃぐしゃでした。


食器棚から良く使う比較的高めの食器が割れに割れて足の踏み場もなく、
壁のそこここに微妙な裂け目が出来ていて。

自分の部屋(二階)に行くと、
ちょうど寝ていたら頭の部分にシルクスクリーンの絵が倒れており、
棚の中身がぶちまけられ、
テレビは落ち、
家具はずれ、



あーーー掃除したくなーーーーーい‼



な状況となっていました。


非常食を用意していなかった我々母娘は(父は他界)、
水が止まるといけないのでとりあえず湯船にトイレ用の水を貯め、
近くの24時間スーパーへ買い出しにでかけたのですが。

駐車場にはびっしりと車中泊のクルマがあふれているのに、
スーパーの物が倒れすぎたのか、営業出来ず物が買えない状況でした。

仕方なく近くのコンビニに行ったらもう水はなく、
お茶とおにぎり、ラジオなどを買い込み、
ちょうど開店したばかりのこのコンビニで店員さんと大変ですね的な会話をし。

家に戻ったのでした。
(続く)