44. 日本人の幼児性 【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】 | 【自由に生きる方法 】 高見かなえ

【自由に生きる方法 】 高見かなえ

自由に生きるためには、知性が必要です。
色んな価値観に触れた上で、自分が何を選択していくか。
既存の思い込みをどれだけ壊していけるか。
その勇気と行動の先に、自由があります。
自由でなければ幸せになることはあり得ないと思っています。

 

 

 

 

今日もお読みいただきありがとうございますニコニコ

 

 

 

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【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】は、

 

私が子供二人と共に海外移住し、

 

シングルマザーとして

 

子育てを完了するまでの軌跡です。

 

 

ニュージーランド移住に先駆けて行った、

 

ハワイ親子留学の経験を、

 

当時を思い出しながら書いています。

 

 

 

 

🌺前回までのあらすじ

 

 

親子留学のため、ハワイに滞在中の

 

私と2人の子供たち。

 

 

ある日、同じ小学校に通う子供のママ友から

 

夕食に誘われた。

 

レストランに行くと、ママ友家族と一緒に

 

初老の白人男性がいた。

 

 

 

 

 

【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】 

を最初から読む↓

 

 

 

 

 

 

 

 

46. 日本人の幼児性 

 

 

 

 

前回の【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】では

 

「親子留学中のハナちゃん(仮名)ママは、

 

ハワイで知り合った外国人年配男性に

 

甘えた声を出している」と書いたが、

 

 

 

 

 

実は、私も高く甘えた声の持ち主で、

 

舌っ足らずな話し方はコンプレックスだ。

 

 

 

 

 

だから、英語を話す時は自然に

 

いつもより声が低くなる。

 

 

 

 

 

幼児のような声と話し方は、

 

「いかにもアジア人女性」

 

という感じがするのだ。

 

 

 

 

 

もっと言うと、「頭が弱そう」に聞こえる。

 

 

(アジア人女性の頭が弱いとは言ってない。)

 

 

 

 

 

 

ある知り合いのヨーロピアンの男性が、

 

私ではないあるアジア人女性の

 

話し方をコメントした表現によると

 

 ”doesn’t sound like intelligent”

 

(知性があるようには聞こえない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の高い声は生まれつきだし、

 

おっとりした子供っぽい話し方は母譲りだ。

 

 

 

 

 

でも、大人になってもそのままだと、

 

特に海外ではバカっぽく見える。

 

 

 

 

 

自立と成熟に価値を置く欧米では、

 

特に子供っぽかったり、

 

おバカっぽいことが軽蔑される。

 

 

(病気や障害の場合は同情される。)

 

 

 

 

 

幼児性を尊ぶ日本で愛される、

 

おっちょこちょいな「ぶりっ子」キャラは、

 

欧米では「ブロンド」(金髪)と呼ばれ、

 

軽蔑されている。

 

 

 

 

(『キューティ・ブロンド』(Legally Blonde

という映画でも揶揄されているとおり、

 

金髪の女の子はおバカだという偏見がある。)

 

 

 

 

 

「ブロンド」を戦略的に演じていたのが

 

ブリトニースピアーズだ。

 

 

 

 

(私は彼女はものすごく真面目で努力家だと思っている。

 

子供のころから大人たちに弄ばれてきたら、

 

誰でも精神的に弱くなるだろう。

 

 

無条件に愛されたことがないから、

 

必死に認められようと

 

あそこまで頑張ってきたのだと思う。)

 

 

 

 

 

 

 

 

日本では「天然」と言われるけど、

 

 

海外ではもはや「ぶりっ子」は本当に

 

「頭大丈夫?」という感じなのだ。

 

 

 

 

 

「片付け」で世界的に有名になった、

 

あの小柄な日本人女性が

 

アメリカのテレビに出演したとき、

 

どの番組でも

 

かなり馬鹿にされていじられていたし、

 

そのぶりっ子っぽい仕草を見て

 

出演者はみな凍り付いていた。

 

 

 

 

 

大人なのに(しかも中年)

 

幼児のような振る舞いをするのは、

 

欧米では「ヤバい人」なのだ。

 

 

 

 

私は彼女の感性は素晴らしいものだと

 

尊敬しているので、同じ日本人女性として

 

悔しかったし、彼女にはもっと毅然と

 

抗議して欲しかった。

 

 

 

 

 

 

だから、幼児性を前面に出した

 

日本の女性アイドルを見たら、

 

多くの外国人はドン引きするだろう。

 

 

 

小児性愛的な異常な世界だから。

 

 

 

 

 

 

 

(話がちょっとずれるが、

 

国民に全く知性を期待されていない

 

元女性アイドルが何人も政治家になる国も、

 

頭がおかしいと思われるだろう。)

 

 

 

元アイドル女性政治家たちの

 

おバカな振る舞いに

 

いちいち批判するのもアホくさい。

 

 

しょうがないじゃん、

 

中学もろくに行ってないんだから。

 

 

一体何を期待して投票したの?と思う。

 

 

 

既得権を持つジイさまたちのための

 

票集めのお人形として利用されてるだけだよね。

 

 

 

アイドルを引退しても、

 

男たちに利用される人生って哀れでしかない。

 

 

 

そして彼女達には、そういう社会の仕組みを認識したり

 

自分を客観視できる能力がない。

 

 

 

(教育を受ける機会を持てなかったのは

 

彼女達のせいではない。

 

彼女たちも被害者なのだ。)

 

 

 

 

 

 

日本の女性アイドルグループの話に戻ると、

 

欧米では、性的に成熟していない「子供」を

 

性的対象として見ることは搾取であり、

 

キリスト教的な価値観では、

 

神にそむく罪である。

 

 

 

 

 

(だからこそ、カトリック教会など

 

抑圧の強い環境で、病的な倒錯が

 

起こったのだと思われる。)

 

 

 

 

 

大人は弱者である子供を搾取するのではなく、

 

安全に保護する責任があるのだ。

 

 

 

 

 

心理療法家の河合隼雄先生は、

 

「日本には大人が誰もいない」と言った。

 

 

 

そのとおりだと思う。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

ーーーー次に続くーーーー

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました、

 

 

これからも、どのように考えれば

 

自由に生きられるのか、

 

その方法をお伝えしていきます✨

 

 

 

 

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