今日のテーマは“自分で気付きたい欲求”ですが、誰でもこういう欲求をどこかに持っているかもしれません。



私は高校生の時、学校の教科では数学が好きで、基本的には好きなことしか出来ない性分の私は、勉強は数学ばかりしていました。



その数学の勉強の仕方ですが、問題が解けるまで答えを見ないという変な主義がありました。



だから一つの問題にすごく時間がかかる。一時間とか二時間とかあっという間に経っちゃう。



時間もったいないし非効率だと思いますが、でも絶対に自分で答えを導きだしたいのですね。自分の中から出てくる気付きをヒントに、いろいろなパターンを試したり、詰まるともう一度最初からやり直したり、考えられる限りのことを全てする。



数学は答えは一つでも答えに到達するまでのやり方はいくつもあるので、答えを見ても自分のやり方と違うので見てもしょうがないというのもあります。



自分のやり方が好き、自分のやり方を見つけるのが好き、なのでまぁただのエゴ、自己満足とも言えますが。



答えをさっさと見て解き方を覚え次に進む、という効率のいいやり方もありますが、それは私的にはありえない。自分で「あっこれはどうだろう?」と気付いて解き方を見つけるから面白いのに、という感じです。



自分で出来たー!という達成感とか、やってやったぜ、的な誰にたいしてかわからないどや感(掴んだという感覚、手応え)とかを求めていたのですかね。まぁ人の手を借りたくないという負けず嫌いな感じもあります。



それはネイタルのチャートのどこに出るのでしょうか。



自分からやるという性質を持っているのは活動宮です。(活動宮=牡羊座 蟹座 天秤座 山羊座)活動宮の支配星ということで考えると、火星 月 金星 土星。



もう少し絞ると、自分で獲得する欲求を持つのは火星で、牡羊座も関係する。自分で解き方のシステムを構築したい欲求と考えると土星、山羊座にも関係。



これらを私のチャートで見ると、火星にたいして月と水星というとても私的な天体がアスペクトしています。火星の欲求をダイレクトに、また身近なところで受け取りそうな感じです。そして牡羊座には土星があり、自分で解き方のモデルを作る強い欲求、または閃き(牡羊座)をもとにシステムを構築する、とも読めるでしょうか。



あと、アセンダント蠍座で支配星が冥王星、副支配星として火星。アセンダントの支配星はその人自身を表すとも言われ、大きな割合を占めますが、冥王星は個人で使うにはテーマが大きいので、火星をまず使えるようにしてから冥王星のテーマに進むとスムーズだと言われます。すると、私を表す天体は火星ということになる。



火星は天秤座にありディグニティは低くて使えてないし、使いにくいし、あまり使うこともないと思っていたのですが、地味ではありますが、“自分で気付きたい、見つけたい”という獲得欲求として火星を使っていたのかなと思い当たりました。












今日も皆様が光とともにありますように(^^)
ありがとうございました。