黄道12サインのエレメント(元素)は“火地風水”に4区分され、それぞれの割合でホロスコープができています。また、天体やハウスも同様に4つに分けられます。



私はこの“火地風水”がわりと散らばっているのですが、ハウスも含めて見てみると“火”が一番多いことに気付きます。(単純にどの天体サインハウスも1ポイントとしてカウントした場合)



“火”と言うのは、名は体を表すように熱く燃え上がるものを内に持ち、存在の主張や創造性の表現や、情熱、勇気といったことに関係します。



私は自己主張はあまりしないし、情熱は持っているけど、それを積極的には表現しないほうなので、一番多いのがこの“火”だというのが実感ないです。



なぜだろうとチャートを見てみたら、そうかーと思い当たるところがいっぱいありました。以下、少し細かく見ていきます。



*火に関係する天体

太陽   蟹座(水サイン)
火星   天秤座(デトリメント)
木星   獅子座(インターセプト)

本来燃えているはずの太陽が水に浸ってる、火星はデトリメントで欲しいものを欲しいと言ったり取りに行く力が弱そう、木星はインターセプトで意識しづらくて盛り上がりには欠ける。。



*次に火に関係するサイン

牡羊座   土星(サビアンは"不発弾")
獅子座   木星・金星(インターセプト)

自己主張とか新規開拓の牡羊座は土星で控え目だし、“不発弾”というのもまさに湿気ってる感じ、目立ちたい獅子座にある木星と金星はインターセプトでこれまた引っ込んでいて表現されにくい。。



*そして火に関係するハウス

1ハウス   海王星
5ハウス   土星
9ハウス   木星・金星(インターセプト)

牡羊座に対応する1ハウスは海王星で水浸し、獅子座に対応する5ハウスは土星で表現控え目で、射手座に対応する9ハウスはせっかく木星がナチュラルハウスで状態はいいけど、インターセプトで意識しづらい。。



こうやって見てみると“火”はあるけどどれも気持ちよくすっきりと燃やせそうではなくて、少しずつ残念な感じです。なんというか残念の見本市みたい。



熱い気持ちは持ってるんだけど、それを率直に出せないとか、ストレートに表現するのは躊躇されるとか、自己主張も遠慮しちゃうとか、、うーんちょっとめんどくさそう。



こんないろいろと湿気った?私の火たちは、どういう意味があるのでしょうか。



使い方に工夫がいるとか、焚き付けるのに時間がかかるとか、くすぶってるのをご機嫌を伺いながらとか、おそるおそる使ってみるとか、めんどくさいからもういっそ使わないでほっておくとか、、



調子の悪いヒーターとか、冬の日の車のエンジンとか、、一筋縄ではいかない面々という感じですが、、



よく言えば、扱い方にこちらの知恵を試されているような、動かしていくのに知的な作業を要求されているような、、きっとこれらにも意味があるのでしょうね。














今日も皆様が光とともにありますように(^^)
ありがとうございました。