俺の好み、ヤンデレについてPart1 | 幻想をぶち殺す

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はいはぁい
上条当麻様ブログでござる
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適当に更新していくわよ

ジャッチメントですのん

ヤンデレの魅力について

まず、ヤンデレとメンヘラは区別しなければならない。

大雑把だが、まず簡単に両者の本質的な違いについて述べてみる。
メンヘラとは、一般的にみて幸福になれる状況や立場にいるにも関わらず、
自分が幸福でないと思ったり又はもっと幸福になりたいと思ったりして、
他人を積極的に自分の幸福達成の道具として扱う傾向のある人間のことを言う。

このメンヘラというやつはタチが悪く他人を不幸にするタイプなので、
魅力などはない。

では、このメンヘラとは異なるヤンデレの魅力とは何なのか。

まず、ヤンデレとは、ほとんど自分の責任ではなくして不幸な境遇に陥り、
それでも幸せになりたいと願いながら、その幸せを達成するために
他人を必要としている人間のことを言う。

このヤンデレの魅力は、今アニメ化もされている【未来日記】の我妻由乃に最も良く現れていると思う。

我妻由乃は、両親から虐待を受けていた。

徹底した成績や外出時間、食事などの管理。
管理に反した行動をしたならば座敷牢に入れる。
そしてその際、食事などは与えられない。

この虐待の末、彼女は心を壊した。

正確には、両親を死なせてしまったときに決定的に心を壊したのだろうが、
虐待の過程で彼女は自己を両親によって壊されていった。

人には誰でも、元から持っている個性がある。
それは他人が作り出すことは不可能で、また自分で作り出すことも不可能なものである。

由乃は、この本来的に備わっている個性・自己を、両親によって完全に否定された。
否定によって、由乃は由乃でなくなっていき、両親により作られた『由乃』になっていった。

ここまでだったら、およそどこかの家庭でもありそうな事情である(あってはならないとは思うが)。

しかし、由乃は両親を自分が今まで入れられていた座敷牢に入れ、死なせてしまう。
彼女としては、自分が受けた辛さを両親にも与えれば、きっと両親は自分の苦しみを
理解してくれて、虐待などは止めてくれると思っていたのだろう。
だが、座敷牢に入れられた両親は彼女に対し「この鬼子!」などのような辛辣な言葉を浴びせかけた。

おそらく、この言葉により彼女はしばらく思考停止の状態(心神喪失状態)になったのだろう。
気づいたときには両親はすでに座敷牢の中で死亡していたと考えられる。

この瞬間、彼女の不幸は確定した。
自分の手で、両親を死なせてしまったのである。

法律上は刑事未成年だとか過剰防衛だとか責任能力ないとかで色々ありそうだが、
虐待の末に心を壊され、自分の手で両親を殺してしまった中学生が負う
精神的なストレスは想像を超えるだろう。

由乃はほとんど自分ではどうしようもなく、不幸な状況に落ちいってしまったのである。

そんなとき、由乃のまえに現れたのが、天野雪輝である。

雪輝は由乃と同じクラスの同級生である。
そんなに顔がかっこいいわけでもなく、スポーツができるようにもみえない、
わかりやすくアバウトに表現するなら、『ヘタレ』な男である。

由乃はふとしたきっかけから、この雪輝を愛することに決める。

これはあくまで『決めた』のであろう。
好きに『なった』のではなかった。
タイミングが合えば、誰でも良かったのであろう。
ただ、由乃は一人でいるにはもう、心が耐えきれなかった。
救いが欲しかった。
ただただ、そこにいた雪輝にしか、依存できなかった。

雪輝の中身を見たりせずに、偶然で彼を自分のなかの救世主と決めてしまった彼女を、
「本当に雪輝を愛してはいない」と避難することは、誰にも出来ないであろう。

彼女はもう、『雪輝』なしでは精神的に存在できなかった。

しかし、由乃は全てを彼に依存したのではなかった。
彼女は、彼を守ろうと、文字通り自分の命を懸けることになっていく。
彼のためなら、殺人でさえも行っていき(エンターテインメントだからここの倫理性はあまりポイントではない)、
ひいては全世界を敵にまわしても彼の味方で居続けようとする。

由乃は、与えられ求めるだけの存在ではなく、自らも与える存在であった。
由乃は、ただただ、『雪輝』が心のなかにいてくれさえすれば、それで満足できる女性であった。

ここで、由乃の『雪輝』についてもっと迫ってみたいと思う。

正直、『雪輝』は天野雪輝である必要はないのであろう。
この場合、偶然に『雪輝』が天野雪輝になっただけである。

しかし、この『雪輝』は一度、天野雪輝に決まってしまうと、
もはや雪輝以外では『雪輝』足りえなくなってしまう。

たしかに、由乃が雪輝を愛した動機は一般的にみれば不純の部類に入るものであろう。
しかし、彼女にはそのような方法でしか愛せない理由があった。
そして、その理由は自分では如何ともし難い不運・不幸の積み重ねによって生まれたものであった。

しかも、由乃は天野雪輝に全てを依存するわけではなく、彼の存在+αだけを要求した。
由乃は、雪輝から金銭を求めたのではない、個性を必要としない抽象化された肉欲や褒め言葉を
求めたわけでもなかった。

まさしく、由乃が愛し始めた瞬間は抽象的で没個性的であった『雪輝』が、
今現在では天野雪輝でなければならなくなっている。
誰よりも、まさしく誰よりも、天野雪輝を必要としているのは由乃であった。

由乃の恋愛と一般的な恋愛を対比してみると分かりやすいかもしれない。

大変語弊と偏見に満ちているが、一般的な恋愛は由乃の恋愛より相手の個性を見て
から始まっている。
少なくとも、由乃のように、その日そのときその場所に天野雪輝が居たから愛したわけではないだろう。

しかし、恋愛関係になった二人が時を過ごすうちに逆転現象が生じる。

由乃は、誰よりも雪輝をみて、雪輝を愛した。
一方、一般的な恋愛者は、次第に相手がもたらす抽象的な部分を愛するようになっていく。

例えば、食事を奢ってくれるとかプレゼントをもらえるとかといった、
相手がもたらす金銭的な利益を愛する。
また、相手がもたらす抽象的な肉体的快楽、そして、相手がもたらす抽象的な
耳障りの良い言葉を愛する。

このように、およそ一般的な恋愛者に至っては、その相手でなくてもいい抽象的な
何かを愛するようになっていくのである。

これに対し、由乃は天野雪輝の存在を愛した。

天野雪輝に側に居てほしかった。
天野雪輝にキスしてほしかった。
天野雪輝に好きといってほしかった。

由乃の『雪輝』は完全に天野雪輝と一致しているので、天野雪輝がもたらす
抽象的なものを愛する余地はない。
ただ、本当にただ、由乃は天野雪輝を愛した。

このように、由乃の『雪輝』は天野雪輝以外ではありえないのである。

これこそが、ヤンデレの主たる魅力であろうと私は考える。

もちろん、このヤンデレの魅力を備えていれば、
ヤンデレでなくともその人物は素晴らしく魅力的であろう。
しかし、ヤンデレが上記のように定義されるのならば、ヤンデレは上記のように
恋愛の過程を経るので、ヤンデレは魅力的なものとなる。

あえて言い換えれば、ヤンデレを上記のように定義したとき、ヤンデレはヤンデレの魅力
をもたらすことが手続き的に担保されているので、ヤンデレは魅力的なのであろう。

ヤンデレは誰よりも、あなたをみて、あなたを愛している。


とても拙い文章であるので、ヤンデレの魅力が伝わっているのか心配だが(受け入れなくても理解してくれれば満足です)、
このヤンデレの魅力をさらに語るために、(私の中では)ヤンデレと対極に位置する
存在であるところのメンヘラについて語って行きたいと思う。
対極にあるメンヘラの魅力のなさを語ることが、裏からヤンデレの魅力を表現することに
繋がると思うからである。

次は、ヤンデレと対極に位置するメンヘラの本質について語る。

ではでは、次はヤンデレと対極にある(と私が考える)メンヘラについて述べることで、
裏からヤンデレの魅力に迫りたいと思います。

メンヘラとは、一般的にみて幸福になれる状況や立場にいるにも関わらず、
自分が幸福でないと思ったり又はもっと幸福になりたいと思ったりして、
他人を積極的に自分の幸福達成の道具として扱う傾向のある人間のことを言う。

このメンヘラの恋愛は、相手ではなく専ら相手から受け取る抽象的な利益を愛する。
たとえば、食事を奢ってくれたり、自分のことを好きといってくれたり、
自分を褒めてくれることを愛するのである。
これらの発生源たる相手は、まったく愛してなどいない。

メンヘラにとっての恋愛の相手は、自分の幸せに貢献してくれる代替可能な部品に過ぎないのである。
ゆえに、恋人を平気で裏切る。
自分に抽象的な利益を与えてくれるのならば、平気で恋人を裏切る。

メンヘラには恋人の顔が見えていない、恋人はピルケースに入った錠剤の一つにすぎないのである。

では、具体的にメンヘラの恋愛はどのように進行するか。

まず、メンヘラは相手を支配し操作する能力に長けていることが多い。
なぜなら、メンヘラは専ら他人によって自分の幸せを作り出してもらうので、
相手を操作する術を身につける必要があるからである。

相手を支配・操作する最上の武器として、メンヘラはセックスを多用する。
セックスをすることと麻薬をやることは、行為態様こそ違えど、
脳に影響するものは一緒であると言われる。
つまり、メンヘラはセックスを用いて相手を中毒者に仕立て上げる。

これがメンヘラがまず(おそらく本能的に)行う、相手の支配獲得のための手段である。
メンヘラにビッチが多いのはこのためかとも思われる。

そして、セックスという手段を用いた麻薬により中毒にされた相手は、
もはやセックスなしでは居られなくなってくる。
常にセックスを求める。
相手の顔を見たら、まるでレモンを見るときに口の中が唾液で満たされるように、
セックスを思い浮かべるようになる。

こうして、メンヘラにとって自分の幸せを生み出してくれる道具が完成する。

ここから、ようやくメンヘラの収穫が始まる。(セックスも十分楽しんでいたと思うが)

メンヘラは、そのときの気分次第で相手をもてあそび始める。
具体的には、喚いてみたり、暴力を振るってみたり、罵声を浴びせてみたりとする。
そして、メンヘラは他人の痛みが大好きなので、これらにより苦痛の表情を浮かべる
相手をみて、恍惚を得る。
相手の、反抗したいけどセックスで餌付けされてるがゆえにどうしようもできない
でいる姿を見て、楽しむのである。
平気で矛盾することを述べ、相手は自分に振り回され、自分のために時間と金と
大切な友人・家族関係をすり減らして行くのを見て、メンヘラはこれを楽しむのである。

最終的に、相手は精神を擦り切らせ、そのうち表情がなくなり、感情が内に籠り始めるようになる。
こうなるともう、メンヘラにとって大好きな反応がなくなってしまうので、
この消耗した道具を捨てることになる。
そして、このときはもう、すり減らされた相手は廃人である。

これは、SとMのような甘美な関係では全くない。
限度を超えた心理的暴力を一方的に振るい、それらによる反応を楽しむメンヘラの醜悪な笑顔しか、
メンヘラと相手の間には存在していない。

セックスだけがメンヘラ武器ではない。
自分の不幸をアピールすることも、メンヘラの武器である。
おそらく、支配獲得にこの不幸アピールをするメンヘラを、ヤンデレとごちゃ混ぜに
してしまうことが多いように思われる。

不幸アピールに関してヤンデレとメンヘラが決定的に違う。
ヤンデレの不幸は、自分自身ではどうしようもないものであることがほとんどであり、
それゆえに人並みの幸せさえも手に入らないでいることが多い。
これに対し、メンヘラの不幸は、自分の責任で生じた不幸であることが多い。
ただし、メンヘラは自分のせいでないと責任転嫁する術にも長けているので、
注意が必要である。
そして、総じてメンヘラは、望めば人並みの幸せを手に入れられる状況にあることが多い。

この生態が、ヤンデレと対極にあるメンヘラなのである。

対極であるがゆえに、ヤンデレがいかに素晴らしい存在なのか、
そして、いかにヤンデレのふりをしたメンヘラが世の中に多く、本当のヤンデレが
少ないかを、周りにいる人へのあてはめで実感していただけると思う。

では次に、さらにヤンデレの魅力を、先ほどは2次元で語ったが、3次元で語ってみようと思う。
やはり、3次元にもヤンデレは存在してくれている。
実在する人物なので、2次元が苦手な人もこれでヤンデレの魅力に迫っていただけると思う。

今より40年ほどの昔。
栃木県にある少女がいた。

そのとき彼女は留置所に入っていた。
事件の発端はこれよりさらに15年前にさかのぼる。

当時、14歳の中学生であった少女は、実の父親に強姦された。

その後も常に強姦され、15年にも渡り強姦され続けた。

少女が年齢的に女性になった29歳のある日、彼女はある青年に出会った。

青年は彼女に優しくし、それまで絶望の縁にいた彼女は青年に強く惹かれて行った。
青年は彼女のことを好きだといってくれる。
しかし、彼女は自分が女として穢れたと思っており、
青年の好意を素直に受け入れることができないでいる。

それでも青年は彼女を愛してくれている。
しばらくたって、彼女は自分の過去を青年に明かすことにした。

青年はいったん驚いたものの、凄惨な過去を持つ彼女をそのまま受け入れることに決めた。

実は、そのときすでに、彼女は実の父による強姦で、5人もの子供を産んでいた。
しかし、青年はその子供さえも受け入れ、彼女のすべてを受け入れると宣言した。

だが、実の父はこれを黙って見逃すはずがなかった。

彼女は、実の父に青年と結婚したいと思っていることを伝えた。
彼女も、さすがにもう父は自分に飽きているだろうと思っていた。

しかし、実の父はこれを許さなかった。

許さないばかりか、父は彼女を拉致監禁し、いままで以上に強姦を行った。
暴力も当然に振るい、寝て起きては強姦を繰り返す。
罵声も浴びせ、彼女の人格をさらに蹂躙して行った。

監禁より10日後、父は彼女にこんなようなことを言った。

『おまえも好きでこんなことしてるんだろうが。でなきゃ子供が5人も生まれりゃしない。
サカリついた雌め。お前を幸せになんかさせない。』

彼女はこの暴言に触発され、自分が今この境遇から逃れるにはこの父を殺すしかないと思い、
これを殺害するに至った。

その後、彼女は逮捕され起訴される。

しかし、当時の刑法には、尊属殺重罰規定というものがあって、
いわゆる親を殺したりしたら『死刑または無期懲役』しか罰則がなかったのである。

このままだと彼女は死刑または無期懲役になる。
しかし、彼女の境遇はあまりに悲惨なもので、彼女の力自身ではどうしようもなかったものである。

幼い頃から実の父に強姦され、洗脳され、判断能力を奪われながらも、
絶望の中でも生きたいと願い、賢明に生きてきた彼女がようやく見つけた小さな幸せ。
両思いの人と結婚し、子供を産み、幸せになりたいという、ただそれだけの人並みの幸せ。
それさえも彼女は叶えられず、今こうして生涯を刑務所で終えるかそれとも今ここで
処刑されるのかの二者択一となっている。

こんな理不尽なことが許されるのか。
いや、許されない。

ということで、司法界の人間達は一致団結し、尊属殺重罰規定は憲法に反するとして
無効にし、法律上可能な3年6ヶ月にまで刑期を減らしたのである。

このとき、皆がこの女性の『雪輝』になろうと思ったのであろう。

2次元の由乃の場合とは少し違うが、この哀れなヤンデレのために皆が頑張ったのである。

以上の例に限らず、3次元にもたくさんのヤンデレがいて、
彼らは一様に人々を突き動かしている。

とまぁ、正直ここまで書いてきて疲れてきた。
たぶん、この3次元に関して説明したところはよくわからないと思う。

とりあえず、ヤンデレは世界をも動かすってこった。

そして、ヤンデレとメンヘラは全く違う。

ヤンデレ万歳!