みなさんここ数ヶ月
どの様にお過ごしでしょうか、
家に篭りきりでストレスを感じていますか?
案外リモートワークで調子いいでしょうか?
僕はこの国の芸術に対する優先順位の低さを感じ眼の血管が切れるほど憤っています。
それで一旦冷静になって思ったんです、
自分達の遊び場は
自分で守るしかないなと。
そこでお世話になっているライブハウスの魅力を伝えよう、そして来れないお客さんに現状を伝えようと。
と言う事で今回は
天国に1番近いライブハウス関内B.B street
について紹介したいと思います。
お話は店長の杉山歩さんにお聞きしました。
聞き手は山崎が務めます。
      店長杉山歩さん 店内撮影KK

『B.B streetの話』             
山崎
「B.B streetのどんな所が好きですか?」
杉山さん
「やっぱり高くて窓があって開放感がある、それに酒が旨いし音もいいと思ってるよ、
あと来たお客さんには非日常を味わって貰えるはず、ピンクの扉を開けたら絵があってドリンクカウンターの看板もかわいいし、ここに来る色んなアーティストが注ぎ足して絵を描いてくれたり音楽だけじゃないカルチャーが密接だね、B.BにはDIYがあるんだよ。
この空間に来てくれるアーティストが非日常を提示してくれてる、そんな所が好きかな」


山崎
「音楽だけじゃなくて色んな文化が混ざってますね」

杉山さん
「あとB.Bはスタッフが殆ど現役のバンドマンだね、勿論仕事としてブッキングしているんだけど仲良くなったバンド、対バンしたバンドが集まってきて繋がりが見えて面白いよ」

山崎
「あとなぜかB.Bってレゲエとかヒップホップの空気感ありますよね」

杉山さん
「そうだね、ジャンルの偏りは良くも悪くもないと思う、歌物もファンクもハードコアも幅は広いね、レゲエヒップホップのイメージはビルで音止めがないから深夜イベントのイメージからもあるかもね」


山崎
「B.Bの歴史は23年と長いですけど、今B.Bとゆかりの深いバンドはいますか?」

杉山さん
「まぁこれは主観になるんだけどTHEディバは箱共通して応援してるかな、
花魁少年の時からちょいちょい出てくれててバンド変わってからも変わらず出てくれててそっからホームって呼んでくれてる、
後は俺もサポートやってるBearwear、Haikiもそうだね。
ここの3つはホームって言ってくれてるしこっちも応援してるかな」
Twitter@
THE ティバ  @thetiva_band
Bearwear       @Bearwear
Haiki              @Haiki_band
      THEティバ 撮影KAZMAさん

『コロナとB.Bの話』
山崎
「コロナの影響はどうでしたか?」

杉山さん
「3月から徐々にできない流れになっていって学生の卒業ライブ系はほぼ軒並み中止で4月もほぼ丸々できてないね、前半は少し配信形の形でやったりしたけど大体40〜50本はイベント飛んだかな」

山崎
「40〜50本は凄い数ですね」

杉山さん
「そうだね立ち行かなくなる所もあるね、
渋谷のGlad、Neoの事は本当に残念だった、
渋谷の一等地で緊急事態宣言が延びて通常通りの営業ができない中で1個に絞るってのは簡単には言えないけど生き残る術としては正しかったのかなとは思う、
俺もBearwearで2月にGladでライブしたばっかりだったりし本当に悔しいね」

(この話を聞いた日が5月2日でブエノスが閉店を発表してから2日後だった)

山崎
「ブエノスの出来事は業界に衝撃走りましたもんね」

杉山
「ライブハウスだけじゃ無くてアーティストも難しい状況のなかで、
チューンコアが動いてくれたり個のアーティストが売り上げの一部を還元したり、
配信が活発になってきたり業界全体での動きは見えるね、みんな準備はしてるはずだよ」
期間限定でサービスの無償提供を行っている
                                        「tuneCORE」

山崎
「確かに今危機なのは箱だけじゃないですもんね、オンラインでの動きについて聞きたいです」

杉山さん
「例えばYouTubeのライブ配信スーパーチャットってのは少しハードルが高くて4000時間の再生時間とチャンネル登録者数1000人、登録者数はクリアできたんだけど時間がまだ足りなかったり。でも今どこのライブハウスでもYouTubeの動きはあるね。
あとeプラスがライブ配信のプラットフォームの動きを始めてたりキャンペーンで最初手数料を安く設定してたり少しずつオンラインのインフラが整ってきてる感覚はあるよ」

eプラスが始める有料視聴チケット制の
ライブストリーミングサービス「Streaming +」

山崎
「新しい時代の音楽の戦い方ですね」

杉山さん
「今は自分で仕事を作る時代だと思うんだよね、音響さんだったりPAさんとかが居てくれる中でその技術を無駄にせず外に発信する為に自分で映像編集出来る様に勉強始めたりして、この場所を守りたいし、コロナに対応する為に付けた技術は今後も活きる財産になるしね」

山崎
「最後なんですけど、
お客さんや世の中に求める事はありますか?この記事を見た人に伝えたい事ですね」

杉山
「そうだね、、、広めて欲しいってのはある
例えばこれからやる配信の事とかYouTubeで発信するものとかね、
でもお客さんや外の人に求める事はそんなにないかな、助けて欲しいより発信する事を受け取って楽しんでくれたら嬉しいな。
1番は通常営業できた時に
一緒に元気に乾杯したいね。
ちょっと格好よく言いすぎたかもしんないけど笑笑」

おわりに、
杉山さんは想像以上に冷静に建設的に
この現状を捉えていました。
きっと関内B.B streetは
この後も大丈夫なんだと思います、
眼球の血管が切れる程
憤る必要も無さそうです。

B.B streetは昨日から営業再開しております
是非万全の予防をして足を運んでみてください
もし会う事があったら乾杯しましょうね。



関内B.B streetは関内駅出て直ぐのセルテビルの12階にあります。
B.B streetは通称「天国から1番近いライブハウス」と呼ばれており夜景を見ながら音楽を聴ける開放感のある作りになっています。
〒231-0016
神奈川県横浜市中区真砂町3-33
CERTE(セルテ)ビル 12F
       B.B streetからの景色