私は文章を書くこと自体は抵抗がなく、ひと様から褒めて頂けることもあります。

 

 

それに付随して、簡単に書けてそうと思われることも多いようで、

「最初の頃ブログを5~6時間かけて書いてました」

というと、驚かれることが多いです。

 

 

…ってか自分でも驚く。

それでも書くのをやめなかったことに。

 

 

私は自分の言葉で表現することがとっても苦手です。

 

 

想いや自分の経験を言葉にすることに難を感じるのは今も同じです。

と同時に、おもしろさも感じています。

 

 

 

 

以下は、5年前(以前の)ブログを書き始めて2ヶ月くらいの頃に言葉に出したものです。

 

 

公開するのは怖くて、しばらくは下書きのままでした。

 

 

自分を見せることに怖さがあったり

文章にすることに苦手意識があったり

自分がどう見られているか必要以上に気になってしまう人へ

 

 

力になることもあるかと思うので、こちらにも載せておきます。

 

 

 

 

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言葉を通してどれだけのことが

伝わるのだろうか?

 

 

どれだけ言葉を選んでも

思いのままに言葉を綴っても

どう受け取るかはその人のもので。

 

受け取ったものを「こう思った」と

相手に伝えるかどうかもまた然り。

 

 

自分が言葉にしたことで誰かを傷つけたり、

逆に自分もいわゆる負の感情を受け取ることもある。

 

それが怖くて

 

言葉を選ぶようになり、選びすぎて

話すこと、伝えることが私は苦手なんだと、

そう思うようになって閉じていった過去の自分がいる。

 

 

でも、少しずつ言葉を発して、

想いを伝えることを始めて、

 

そこで受け取ることのできる

喜びや楽しさといったいわゆるプラスの感情は

閉じているときには受け取ることが限られていた

と、知ることもできた。

 

 

そんなつもりじゃなかったとか、

そんな風に思ってくれて嬉しいとか、

私自身にわくものは様々あるけれど

 

どちらも受け取る覚悟を持ち、

相手の想いをただ「そうなのだ」と受け取ること

 

そこに湧く私の感情は、

相手ではなく今の私を教えてくれるもの。

 

そんな捉え方をしていこうと

今改めて練習している。

 

 

どちらも受け取る

感情に良し悪しなぞない

とわかっていても、

せめて7:3くらいになりませんかね?

って思ったりするけれども。

 

伝わらなかった、言い方がよくなかったと

振り返ることはしても自分を責めず

 

伝わった、共感してもらえたと

大きな喜びを感じても調子に乗りすぎず

 

自分の想いに正直でありながらも、

相手のすることに注文をつけず

 

そういう自分でそこに“在る”か

それを一番に自分に問いながら、

 

私は想いを言葉にするということを

続けようと思う。

 

 

 

 

その時の自分なりにどう伝えようかと

私は自分にある精一杯を言葉にのせていて、

 

にも関わらず、だからというか、

あとから見て「やっちまったな」と

自分で思うこともあるけれど。

 

その時に精一杯想いを向けた自分まで

否定することはもうやめよう。

 

 

怖がらずに言葉を発したいと思いながらも、

精一杯言葉を選ぶという力の入った感じは

公の場で“伝えること”をし始めた

今の自分の精一杯のやり方で、

 

そんな自分をホントに不器用だなと思うけれど

そんな自分を愛おしみながら

私は想いを言葉にするということを続けようと思う。

 

 

 

 

昔、自分に厳しいねと言われた時、

「え?こんな怠けてばかりの私のどこが?」

と思ったけれど、今はその意味がわかる。

 

今これを書いてるのは

誰に何を言われたからでもなく、

言葉を発することを積極的に始めた私に

誰よりも厳しい私自身に向けて。

 

 

わかったようなことを言っていても、

伝わらなかったらどうしよう

誰かを傷つけたらどうしよう

自分に湧く感情に対する怖さというのは

どうしようもなくあるけれど

 

私は想いを言葉にするということを続けようと思う。

あたたかい想いを自分なりにのせながら。

 

 

その結果、

「ひとりでも誰かのためになることがあれば」

といった、殊勝な想いなど今の私にはまだないけれど、

 

その結果がどんなものであれ

閉じていた時の数倍豊かな世界を

見せてくれることを知ることができたから。

 

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「ひとりでも誰かに届くものがあれば」

そんな殊勝?な想いを持つ自分になりました。

 

 

自分に湧く感情の扱い方もこの頃とは変わってきてます。

 

 

朧げでも確かに自分の中に湧いているものを大事にしたくて、怖がりながらも振り絞ってる感…

 

 

表現しようとすることに踏み出して、言葉にしようとすることを続けてくれたこれまでの自分に感謝しています。

 

 

未来の私に希望を

過去の私に勇気を

いろんな私に力をもらいながら

今の私を生きています。