公園のブランコを思いっきりこいでいる女子中学生がいた。
高く,高く、とにかく高く。
遠目から見ていたので表情は分からない。
でも、、
学校が始まる時間だ。
大丈夫なのかな?
声を掛けようかな?
私の中の老婆心が放って置けない。
近くに行こうと思った時
始業を知らせる学校のチャイムが鳴った。
すると、その子はサッとブランコから降り
ベンチに置いたバックを掴み
キリッと学校に向かって歩き出した。
その姿が何だか凄く切なくて。
ずっと胸がザワザワしていた。
きっと親御さんは知らない。
友達にも話していない。
家を出て,学校に行く間、気持ちを整理する時間。
折り合いをつける時間。
何だかそんな風に見えた。
子供も葛藤している。
秋晴れだったから、それが余計に切なかった。






